ねむの木の大きさは、胸高直径約25cm、高さ約10mです。
ねむの木の枝が、2mほど隣に立っている山桜の枝と絡み合っています。(右上写真)
下手に切ると、ねむの木が山桜にもたれかかり、あとの処理が厄介になります。
はしごをかけ、上って枝を鋸〈手動〉で切りました。(右中写真)
で、午前中いっぱいかかってねむの木を伐採しました。
午後は3本の杉を伐採しました。
どれも胸高直径約30cm、高さ15mほどの木です。
幹の8mほどの高さのところにロープをかけ、それを20mほど離れた切り株に結び、パワーウインチで目いっぱい張りました。
その後、チェンソーで受け口と追い口をつくって倒しました。
午後4時ごろに伐採を終えました。
それまで杉木立に遮られていた夕日が見えるようになりました。(右下写真)
いつも木を伐採するときに思うことです。
立っている木が倒れる寸前、ミシッと微かな音がします。
… そのとき身も心も震えてきます。 … 自分の方へ倒れてくるかもしれないという恐怖 … 自然への畏怖 … あなた〈木〉の命をいただきますという感謝の念 … それらが入り混じって震えてくるのだと思います。 …
おかげさまで、今日も無事伐採を終えることができました。