ジャガイモの土寄せに思う

ジャガイモの花が咲き始める

ジャガイモの花が咲き始めたので(右写真)、土寄せをしました。

【土寄せ】
土寄せとは、土を株元に寄せる作業のこと。
一般的な園芸用語としては、ぐらつく株元に土を寄せることで、倒伏を予防したり、防寒したりする意味があります。
ネギやイモ類、夏野菜の多くが、土寄せすると良い収穫になります。
ジャガイモ栽培の場合は、茎が生長した時にぐらつくのを防ぐのはもちろん、土中のイモが育ってきた時に、イモが外に露出するのを防ぐために行います。
イモが土よりも外に出てしまうと、イモの表面に光が当たり、緑化してしまいます。
ジャガイモの場合は、緑色の部分にソラニンという有毒成分が増え危険です。
土寄せは、土の中にできた新しいイモが肥大する新しいスペースを作ることもできます。
土寄せは、1回目は芽かき時、2回目は蕾がついた頃に行います。
… ネット:『ジャガイモ栽培 .com』より抜粋

 

土寄せに関する知識を再確認すべく、長い引用になってしまったことをご容赦ください。

今回の地震〈能登半島地震〉により、食べ物の大切さを改めて知りました。

救援物資が届くまで、手元にあるものを分け合って凌いだ方がどれだけいらしたことでしょう。

とくに穀物は欠かせないようです。

そういった意味でも、ジャガイモとサツマイモの栽培を是非成功させたいと思っています。

五感をフルに使うべき

イチゴ棚の出入り口

朝、イチゴ畑を確認すると、

「あれー、色づいたイチゴが1個も無い。残っているのは、青いちっこいイチゴばかり。 … マルチシートには薄っすらとタヌキ?ハクビシン?の足跡が … 。」

やられた、見事にやられましたわ。

幸先のよいスタートを切ったばかりだったのに。

※ 幸先のよいスタートを切ったことについては、前々回のブログ記事をご覧ください。

 

イチゴ棚をゆっくりと一回りし、とくにネットの裾と地面の間に隙間がないかつぶさに確認しました。

その結果考えられたのは一か所 … 棚の出入り口。

イチゴの実が熟すと毎日のように棚に出入りしますので、それが楽にできるようにと工夫したつもりでした。

… 棚の出入り口のほうはネットの裾を長めにし、出入りするときにはそれをめくり、それ以外のときは丸めてその上にブロックを置いていました。(右上写真) …

それで初めの3日間は順調に収穫ができました。

で、4日目もと思いきや … 。

 

棚の出入り口の幅は約60㎝です。〈右上写真の竹棒と竹棒の間〉

そこにネットを何重にも丸めて真ん中に重いブロックを置けば、いくら何でも出入りはできないでしょうが。

が、どっこい。

ブロックの両脇の丸めたネットの下に手を入れてみると腕まですっぽりと入り、通り抜けできることがわかったのです。

視覚に頼り過ぎました。

五感をフルに使うべきですな。

今シーズンは今のところだいじょうぶ

今シーズン2回目の収穫です

今日、今シーズン2回目のイチゴの収穫をしました。(右写真)

ちなみに1回目の収穫は昨日でした。

昨シーズンの収穫スタート時と比べ、よいスタートを切ることができました。

 

… 昨シーズンの収穫スタート時のことを思い起こすと …

イチゴがいつまで経っても青いままでしたな。

近所と同じ頃に色づいたイチゴが、近所のは順調に赤くなっていくのに、ウチのはいつまで経っても青いまま … 。

そのような状況が3~4日続き、ようやく事の真相に気づきました。

色づきはじめたイチゴをタヌキかハクビシンが持って行っていたのです。
〈自家製のイチゴは少し色づいたものでもけっこう甘い〉

その証拠に、足跡がマルチシートに薄っすらと残っていました。

色づきはじめたものを毎夜持って行かれれば、そりゃー、青いのしか残りませんわな。

ネットの裾の隙間から出入りしていたようでしたので、ネットの裾に竹棒を寝かせ、その上に重しを乗せて隙間ができないようにしました。

それ以降持って行かれることは無くなりました。
〈ネットを引っ搔いた跡が数か所ありましたけど〉

 

で、今年は、ネットを張る段階で、ネットの裾をしっかりと押えました。

※ 4.28付ブログ記事『一年で一番作業のしやすい季節』掲載の写真をご覧ください。

その甲斐あってか、今シーズンは今のところだいじょうぶのようです。

プロは天気ばかりのせいにはしない

今しがた買ってきたロロンカボチャの苗

今しがた〈午後5時過ぎ〉JAの苗店でロロンカボチャの苗を買い、帰ってきたところです。(右写真)

 

午後草刈りをしていると、4時過ぎから雨が降り出しました。

で、後片付けをしてプレハブに入ったのは、4時半頃。

JAの苗店が閉まるまでまだ時間があったので、電話をかけることに。

 

「明日ロロンカボチャの苗を入荷すると聞いとったんやけど、何時頃お店に届くんですかのお。」

「あれー、そうでしたか。 … 実は今日届いたんですわ。 … 60本ほどありますんで、明日の朝でも大丈夫だと思うんですが … 。」

「そうでしたか … … いや、今すぐに取りに行きますわ。」

ということで、ロロンカボチャの苗を買いに行ったという次第です。

 

買ってきた苗を見ていたら、近くの農業法人で働いている男が言っていたことを思い出しました。

「わしゃ、去年カボチャづくりに失敗してしもうた。 … 原因は畑の排水をしっかりせんかったことや。 … 今年はでっかい溝を掘ったし、いけると思うとる。」

「あんただけやのうて、去年うまくカボチャができたのはこの辺には誰もおらんかった。 … 暑過ぎたせいやないか。」

「一々天気のせいにしとったら、何もできんわ。 … 今年は成功させんとな … 。」

 

失敗したら天気のせいにする私 … 。

プロは天気ばかりのせいにはしないんですなあ。

好きにさせてもらってますわ

サツマイモの苗も植える

降りそうで降らない中途半端な天気ですな。

とにかく昨日買ってきた苗をすべて植えましたわ。(右写真)

※ あとはロロンカボチャの苗を6本植えるだけ。
昨日10本買うつもりが、4本しか残っていなかったのです。
9日〈木〉に新たに入荷するとのことでした。
昨日どんな苗を買ったかについては、前回のブログ記事をご覧ください。

 

予報では、今晩から明後日にかけて断続的に雨が降るとのこと。

いいタイミングで植えられました。

で、植え終わったのは正午少し前。

後片付けをしていると、折よく親戚から昼飯の差し入れがありました。
〈いつも薪風呂用の薪をあげているので、近くの店に来たときなど、私のところに寄って弁当やお菓子を置いていってくれるのです。〉

差し入れの中味は、寿司弁当とイチゴとヤクルトでした。

感謝しつつおいしくいただきました。

 

ふつうはこんな場合、

「植えるものを植え、おいしいものも食べた … 午後もひと頑張り!」

という気持ちになりそうなものですが … 。

さにあらず。

「植えるものを植えて一区切りついたし、うまいものも食べられたし、余は満足じゃ … だんだん空模様も怪しくなってきたし、今のところ差し迫ってしなければならないことも無いし … 午後は休んでもええやろ。」

という気持ちになり、実際にそのようにしました。

 

好きにさせてもらってますわ。