
知人が訪ねて来た。
近況を話しているうちに、隣集落の男のことが話題になった。
彼〈隣集落の男〉は私より4つ年下で、定年退職と同時に、農業を始めた。
作り手のない狭い50枚ほどの田んぼ〈総面積3町5反〉を一手に引き受け、稲作を始めたのである。
※ 彼が退職した頃、たまたま彼と出会い、そのときに農業への信念、熱意を聞かせてもらっていた。
知人が言うには、最近、その稲作で得たお米を利用してパンやケーキをつくり、売り出したとのこと。
稲作だけでもたいへんなのに、まさか店まで開くとは。
知人が帰った後、その店に行ってみました。
… 何か店が閉まっているような …
車に乗ったまま店の様子を覗っていると、店の中にいた彼と〈これまた、たまたま〉視線が合いました。
中に入るように促されました。
お米のパンやケーキをつくり、それを売り出した経緯を話している彼の姿に、農業を始めたときと変わらない信念や熱意を感じました。
で、そのパンやケーキを買おうと思いきや、財布を持ってこなかったことに気づきました。
「〇〇さん〈私のこと〉、ウチは金、土、日曜に店を開いています。そのときにお越しください。今日は休業日なんです。」
と言うと、奥の方から何かを持って来ました。
「これ、私がつくったパン(右上写真)です。召し上がってください … 。」
と。
週末に彼の店へ行かないと … 。




