【孤独の価値】森博嗣著 を読んで

孤独の価値:森 博嗣著 幻冬舎新書

『孤独の価値』森博嗣著〈幻冬舎新書〉を読みました。(右写真)

… … 絆に縛られている人 … … 世の中、そんなに甘っちょろいものじゃない。頭を下げ、我慢をして、働かなければ食っていけない。そんなとき、仲間あっての自分、家族あっての自分だ。一人だけで生きているのではない。 … P164

勤めていたときの私の思いそのものです。 ” 絆 ” という言葉にもとくに違和感をもっていませんでした。

… 完全に絆を断ち切ることは非常に難しい。けれども、少なくとも心は自由でありたい。自分は自分のために存在しているのである。友達や家族の支えはあるし、感謝はしなければならないが … … P164

この部分は、退職後の私の心境とよく似ています。

世の中であまりよいイメージをもたれていない ” 孤独 ” 。

森氏は、その孤独の価値について書かれています。

書かれている内容と退職後の私の実生活とに重なる部分がかなりあるように見受けられました。

それで、あれよあれよという間に読み終えたという次第です。
〈どちらかというと、遅読タイプの方なのですが〉

自戒も含めて次の文章を紹介します。

… 「嫌なものは嫌なんだからしかたがない」という人が多い。これは典型的な「思考停止」であって、その症状の方が、寂しさや孤独よりもずっと危険な状態だと思われる。思考しなかったら、つまりは人間ではない。人間というのは、考えるから人間なのだ。したがって、考えることを放棄してしまったら、それこそ救いようがない、… … P57

” 孤独の価値 ” そのものについては触れませんでしたが、あとはみなさんの方でお読みになってください。

孤独の価値 (幻冬舎新書)

今では共に61歳のおじいさんです

お互いに下戸 スナック菓子とお茶だけでも長時間話ができます

今しがた友人が帰っていきました。

幼い頃からの友人です。

今では共に61歳のおじいさんです。

一昨日の夜、彼が私に電話をしたそうです。

何回かけても反応がなく、電話番号を確認すると、私が退職前に勤めていた職場にかけていたそうです。
〈幸いにも職場は年末休〉

昨日は間違えずに電話をかけてきましたが … 。

私もよく似たものです。

昨日の朝のことです。

新聞がいつもより早く配達されていました。

子どももいつもより早く起きてきました。

何のことはない、私がいつもより1時間遅く起きたのでした。
… テレビ画面の時刻表示で気づいた次第です …

お互いに大笑いをしました。

彼は都会の方で働いていて、今、年末休暇で帰省しています。

今日は午前10時ごろ訪ねてきました。

途中昼食を食べに一回外に出ただけで、あとはずっとプレハブで話をしていました。

お互いに下戸ですので、酒類は必要ありません。

スナック菓子とお茶だけで、午後5時半ごろまで話しました。(右上写真)

近況報告から世界情勢まで、若いとき同様天下国家についても大いに語り合いました。

ただ、若い頃と違うのは、お互いにそれぞれの親が年老いたということです。

今しがた友人は、介護施設から彼のお父さんが帰宅する時刻に合わせるようにして帰っていきました。

私も、つい先日急病の父親を病院に送迎したところです。

 

煙突掃除も苦にならない薪ストーブの魅力

レジ袋にいっぱいの煤が
屋内の煙突にも煤がビッシリ
今回もたくさんの煤が出てきました

今シーズン2回目の煙突掃除をしました。

はじめに外側に出ている煙突の掃除をしました。

煙突のジョイントの底蓋を外し、レジ袋を取り付けました。

ブラシで煙突内を擦ると、煤がゴッソリでてきました。(右上写真)

次に屋内の煙突掃除に取りかかりました。

屋内で煤を払うと部屋が汚れますので、外した煙突は外に出しました。

その煙突の内側にも、煤がビッシリ詰まっていました。(右中写真)

ブラシでこすって、煤を取り除きました。

取り除いた煤は、屋外に吊ってあったレジ袋にいっしょに入れました。

今回の掃除でもたくさんの煤がでてきました。(右下写真)

昨シーズンは、まだ勤めていましたので、薪ストーブを使うといっても、〈行事等のない〉休日だけでした。

しかし、退職した今年は毎日のように薪ストーブを使っています。

前回の煙突掃除からちょうどひと月が経っています。

この調子でいくと、ひと月毎に煙突掃除をしていくことになりそうです。

掃除後の薪ストーブ、とても快調です。

… 心安らぐ炎のゆらめき、パチンパチンと弾くような薪の音、そして、やわらかな温もり …

煙突掃除も苦になりませんね。

吹雪の中に立つ高齢者は将来の自分かも

この冬一番の寒さです

最高気温が2℃。

今冬で最も寒い日になりそうです。(右上写真)

親戚〈高齢者夫婦〉に運転を頼まれ、病院とスーパーに行ってきました。

病院に入ったとき、待合室には誰もいませんでしたので、すぐに受診することができました。

… 看護師さんによると、高齢の受診者は、とくに今日のように寒く、足元の悪い日には来るに来られないということです。 …

私の住んでいる地域でも高齢者の割合が多くなってきています。

高齢者だけの家庭もよく見受けられます。

中には一人住まいの方もいらっしゃいます。

車の運転ができるうちはまだいいのですが、運転ができなくなったらほんとうに不便です。

タクシーは高く、かといって、〈低運賃の〉公共交通機関が網の目のように張り巡らされているわけでもありません。

それも一日数本です。

駅や停留所から遠いところに住んでいる人はほとんど使っていないというのが現状です。

まず駅や停留所が遠くにある場合、そこまで歩いて行けないのです。

… 今日運転中、屋根も何にもない表示のみが立っている停留所で、雪が吹きすさぶ寒い中、巡回バスを待っている高齢者の方を見かけました …

自分の将来の姿を見たような気がしました。

 

 

 

退職しても相変わらずギリギリの年賀状

自宅のパソコンで年賀状を書く

… 退職したら暇ができ、年賀状が早々と書ける …

私の場合は、全く当てはまりませんでした。

例年のごとく本日〈12/26〉の午前中にやっと書き上げました。

” 書き上げた ” というより ” パソコンで仕上げた ” という方が正確な表現になるかもしれません。

年賀状作成のソフトは自宅のパソコンに入っています。(右上写真)

年賀状作成は、妻の方がずっと上手です。

そこで、今日は朝の6時半ごろからパソコンとにらめっこをし、妻が勤めに出るまでにわからない点を教えてもらいました。

毎年教えてもらい、そのときはしっかりと覚えるのですが、一年経つと忘れてしまうのです。

午前9時半ごろ印刷が終わりました … が、 宛名名簿に載っていない人〈4名〉への年賀状を作っていないことに気づきました。

名簿に新たに4名分を追加しようとパソコンのキーを打つと、何と日本語〈五十音〉打ちです。

ローマ字打ちではありません。

妻は日本語で打っていたのでした。

4名だけでしたので、結局手書きで宛名を書きました。

10時過ぎに家を出て、手紙や葉書等を集約している地元で一番大きい郵便局へ車で走りました。

… 元日に間に合うことを願っています …