… 静かな夜ふけ、お気に入りのレコードを1枚手にする。何度も見ているはずのジャケットに、しばし見惚れてしまう。音溝部分に触れないようにディスクを慎重に取り出し、ターンテーブルに載せる。ゆっくりと回る黒い盤面にそっと針を落とす。プツッと乾いた音がして、ほどなく柔らかな楽音が部屋を満たし始める。 …
【男の隠れ家 2015年12月号 P28 船木文宏氏の文より】
退職後、船木氏が書かれたような生活に浸るつもりだったのですが … 。
レコードを聴いたのはわずか2,3回です。
〈聞いたと書いた方が正確かな?〉
久しぶりにレコードを聴きました。
ジュリー・ロンドンを聴き、ひと時を過ごしました。
レコードの音は、体にしっくりくるようなしぜんな音です。
船木氏は、” 温かく柔らかい音 ” とおっしゃっていますが … 。
現在使っているレコードプレーヤーは、2年ほど前に買いました。(右上写真)
入門機ですが、とても気に入っています。
※ 3年半ほど前に、子どもがレコードを持って来て、鳴らすよう頼まれたことがありました。〈今時の子どもは、レコードを鳴らせないようです〉
そのときまともに動くレコードプレーヤーが手元になかったので、急遽1万円ほどのレコードプレーヤーを買いました。(右中写真)
… 結局すぐに飽きてしまいましたが …