例年この時期になると、フキを摘みにやって来る人が数人います。
それで、とりあえずフキがある周辺だけでも草刈りをすることにしました。
午後いっぱいかけて刈り終えました。(右上・右中上写真)(右中下・右下写真)
フキにかこつけての草刈り、 … … 実は他にもわけがあります。
それは、ヘビです。
〈私を含め、ヘビの好きな人は少ないようですね〉
草むらがあると、どうしてもヘビと出会う率が高くなります。
5年前にこのフキの生えている土地を所有したのですが、その年の夏は、ほんとうにたくさんのヘビと出会いました。
ヤマカガシ、シマヘビ、アオダイショウです。〈幸いにもマムシはいません。〉
その一方で、カエルもたくさん見かけました。
草むらの至るところにトノサマガエルがいたのを覚えています。
あれから5年、草が生い茂る前に刈るようにしていますので、トノサマガエルもほとんど見かけなくなりました。
ヘビと出会う率も低くなりました。
ありのままの自然を愛する人にとっては寂しい話かも … … 。
タケノコ採りに来る人の中に、たまに「ヘビおらんやろな。」と不安そうに尋ねる人がいます。
そのときは、「草を刈ってあるから大丈夫です」と答えています。