昨日〈プロの方が〉伐採した杉の中に苔や草が生えているものがありました。(右上写真)
伐採する前、地上から見ているぶんにはまったく気づきませんでした。
間伐もなされなく、風通しの悪いところで数十年密集したまま生えていたので、そうなったのだと思われます。
で、腐食しているかと思うと、そうでもなく、枝を切り離すと、固く密度を保った重い枝でした。
「逆境に耐えてよくここまで生きてきたなあ」と、いとおしく感じました。
それとともに、「せっかくいただいた〈杉の〉命を大事にしなければ」という思いを強くしました。
より具体的にいうと、
… きれいに骨だけをのこして魚を食べるように伐採した杉を扱う …
ということになるでしょうか。
少々時間がかかりますが、細めの枝も、葉を落として薪にすることにしました。
鋸〈手動〉で135㎝の長さに切り、鉈で葉を落としていきました。(右中写真)
今までよりずっと多い本数の枝になりました。
いずれは3等分して〈薪の長さが45㎝なので〉乾かすと立派な薪になります。(右下写真)
せっかくいただいた杉の命 … 。
大事に扱いたいと思っています。