うまくいかなかったときは必ず原因を

天野氏:ネット画面より

【明日への言葉11.27】で天野篤氏(右写真)のお話を聞きました。

【明日へのことば】
NHK FM放送〈第一放送でも〉で毎朝4時過ぎから5時ごろまで流れている番組。
各分野で活躍なされている方が、その活動内容や思いをお話しされる。

天野氏は、心臓外科医〈順天堂大学医学部付属順天堂医院院長〉で、今までに8,200例ほどの心臓手術をなされ、成功率は98%とのこと。

で、氏のお話の中で、とくに印象に残ったのは、

… 手術がうまくいかなかったときは、必ずその原因を突き止め、次の手術に持ち込まない。うまくいったときは、次の手術の参考にするけれど、全く同じことをするかどうかはわからない。何か一工夫することを考えている。 …

… 記録は自分の言葉で書く。そのことで反省するとともに、手術という経験を積ませていただいた患者さんに感謝の気持ちを表している。 

… 力の出し惜しみはしない。疲れていようと、仕事が重なって忙しかろうと、全力で患者さんに立ち向かうことが大切だ。 …

です。

天野氏につきましては、今回のラジオ番組ではじめて知りました。

※ ネットではたくさん紹介されていました。〈知らなかったのは私だけ?〉

住む世界がまったく違っていても、初めての方でも、真剣に生きている人の言葉は伝わってくるものですね。

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