【お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか?】エノ・シュミット 山森亮 堅田香緒里 山口純著:光文社新書(右上写真)を読みました。
『ベーシックインカム』について書かれた本です。
『ベーシックインカム』
… 人が生活していくためのお金は、無条件に保証されるべきであるという考え方であり、そのための制度 … P8
… ベーシックインカムを考えるときに、社会全体とか他者のためのというような遠い世界のこととして議論することはやめてもらいたい … … 自分のこととして、自分がこのベーシックインカムを手にすることができたら、どのような自由を手にすることができるのか、このギフトをもらえたら自分の個人的な生活をどう発展させることができ、また膨らませることができるのか、こういうふうに考えてもらえたらと思っています。 … P50
… いつも忙しくしているというのは、未来を持っていないということと同義です。新しいことのためには、余暇は不可欠です。所与の形から抜け出して、自分自身に戻る必要があるのです。からっぽの状態になることが必要です。 … P151
… 「正しい」状態から — しばしば痛みをともなって — こぼれ落ちることは、人間の未来へのステップかもしれません。役割を失った人々、スムーズなキャリアや結婚からこぼれ落ちた人々は、無条件のベーシックインカムという考え方により開かれています。なぜなら、人生とは実のところ何なのかを知るからです。 … P159
… ベーシックインカムがあるかのように暮らすこと。市場原理に回収されない仕事を小規模でもよいから行うこと。小さなコモンズを生み出していくこと。働かざる者、食うべからずと考える人びとの信念を揺るがしうるのも、そうした実践が意図せず生み出すギフトであるように思います。 … P239
本のタイトルに戻ります。
【お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか?】
私の場合 … ” 今まで投稿記事に書いたことかな ”