私がお世話になっているお寺では、大みそかに鐘つきにいらした方に、うどんをふるまっています。
” 除夜の鐘 ” と言われるように、ふつうは夜に鐘つきをしますが、私がお世話になっているお寺では、たくさんの子どもたちに鐘つきをしてほしく、明るい昼の時間帯に行っています。
※ 子どもたちに日本の文化の一つである ” 大みそかの鐘つき ” を体験してほしいという考えから。
で、檀家である、檀家でないにかかわらず、寺近辺のすべての家庭にお誘いの案内を出しています。
とくに子どもたちには、帰りにお土産も配っています。(右上写真)
10人ほどの有志〈私もその中の一人〉で、正午より準備に取り掛かりました。
ねぎやかまぼこを刻む者、プロパンガスの準備をする者、テントを張って机や椅子を並べる者など、それぞれに分かれて準備をしました。
予定通り午後2時半に鐘つきの行事が始まり、午後4時に終わりました。
正味1時間半と短い時間でしたが、60人ほどが訪れ、そのうちの約半分が子どもたちでした。
みぞれの降る寒い中、ほんとうによく来てくれました。
今日の鐘つきのことが子どもたちの記憶の中に少しでも残ってくれればなあ、と思いました。
私たち〈有志〉も、行事の後片付けが終わった後、お土産をいただきました。
子どもたちと同じものを … 。(右下写真)