めずらしいものになりつつある灰

40日ぶりに野外焼却をしました

予報通りの微風です。

〈午前〉7時前より野外焼却を始めました。

3月1日以来の約40日ぶりの野外焼却となりました。(右写真)

で、しばらくすると小学生が、焼却場から10mほど離れた道路を通りかかりました。

低学年の男の子が、
「おお、雪や。雪が降っとる。」
と言いながら、空の方を向き、〈焼却で舞い上がって〉落ちてくる灰が顔に当たるように動き回っていました。

いっしょに登校してしていた高学年の女の子が、
「雪じゃないよ。灰だよ。」
と教えていました。

その男の子は、空から白いものが落ちてくるのがおもしろくて ” 雪 ” と言ったのか … 。

それとも、” 灰 ” のことをほんとうに知らないのか … 。

知らなくても別におかしくはないのですが … 。

【わけ】
・今ではかまどやいろりを使っている家はほとんどない。
・火鉢や練炭を使っている家もほとんどない。
・薪ストーブ、薪風呂の家も数えるほど。
・灰皿はもう過去のもの。
・野外焼却をする家は限られている。 … etc.

【余談】
昔話『花咲かじじい』が理解できるかな?

子どもだけでなく、大人の世界でも灰はめずらしいものになりつつあるようです。

近所の人が、火鉢に入れるのに灰をもらいに来たことがあります。

先日、親戚が、ジャガイモを植える人に〈風呂釜の〉灰をあげた話をしていました。

ネットでも灰が売られているようですね。