あの重い100本もの竹がわずかな灰に

竹やぶ跡に積み上げてあったひと山ぶんの竹
わずか70ℓ足らずの灰に

竹やぶ跡に積み上げてあったひと山ぶんの竹(右上写真)の焼却を終えました。

昨年末に伐採した孟宗竹です。

枝葉を落とし、直径10㎝前後のものを8m余りの長さに切り揃えて100本ほど積み上げてありました。

一度に焼却するには多過ぎますので、3回に分けて焼却しました。

3回目の焼却を終え、くすぶっていた灰も、今日の午後ようやく冷めましたので容器に収めました。

残った灰の量は、全部合わせて70ℓ足らずでした。(右下写真)

あれだけ積み上げてあった重い100本もの竹(右上写真)が、わずか70ℓ足らずの灰(右下写真)になってしまいました。

今思うと、

焼却しているとき、どの竹の切り口からも水が泡のようになってしたたり落ちていました。

また、シューと、竹に含まれていた水が蒸発していく音もよく聞こえました。

竹を積み上げてあったところから野外焼却場までの距離は、約70m … 。

そこを、重い竹を両脇に1本ずつ抱えて引きずり、〈約〉50往復しました。

私が腕と腰に大きな負担を感じながら運んでいたのは、大半が、いずれは蒸発してなくなる水だった、といっても過言ではありません。

今回の焼却で残った灰のあまりの少なさに、改めて竹の含水率の高さを知ったという次第です。