木陰を利用して夏の昼の休憩所をつくりたい

梅雨が明け暑い夏の日になりました。
昼食は山桜の木陰でとりました

梅雨が明けると、いきなり暑い夏の日になりました。(右上写真)

午前中は、強い日射しの下、竹やぶ跡に生えていた細い竹を刈り取りました。

草刈機を担いでの、2時間余りの作業でした。

刈り取りを終え、プレハブに戻ると … 、

暑い!

なんと室温は36℃です!

※ プレハブの屋根は鉄板ですので、日射しが強いと、いっぺんに室温が上がります。

エアコンを入れても、室温が下がるまでにかなりの時間がかかります。

パイプ椅子を山桜の木陰に持って行き、そこで昼食〈パン,牛乳,インスタントうどん〉をとりました。(右下写真)

※ 今回とよく似たことを、ひと月ほど前にもしています。
詳細につきましては、6月27日付ブログ記事『木陰でまずコーラ、そしてパン2個と牛乳』をご覧ください。

午後、日陰になっている杉木立の下草刈りをしていると、親戚が飲み物を持ってやってきました。

「こんな暑い日に、よう草刈りしとるな … 。 熱中症にならんかいな。 … … そやけど、木陰 … 、けっこう涼しいもんやなあ … 。」

と言って、帰って行きました。

そう、木陰は、けっこう涼しいのです。

エアコンの人工的な涼しさと違い、しぜんに体に馴染む涼しさです。
〈ただ、湿度が高いときの蚊の出没が難点〉

木陰を利用して、夏の昼の休憩所をつくることを考えています。

ブルーベリーの防鳥ネットを取り外しました

before 6月12日に取り付けた防鳥ネットです
after 防鳥ネットを取り外して支柱も解体しました

梅雨が明けたようです。

快晴とはいきませんが、時折射す強い日射しに、真夏の到来を感じます。

ブルーベリーも、終わりの時期を迎え、防鳥ネットを取り外すことにしました。

日誌には、6月12日に取り付けたと記してあります。(右上写真)

今日は7月24 … 、

ひと月と10日ほど、ネットを張っていたことになります。

おかげさまで、その間、どんぶり10杯ほどの収穫がありました。

家族にもとても喜ばれました。

で、ネットを取り外す前に、まだ30粒ほどの実が残っていましたので、それらを採って食べました。
〈しばらく採っていなかったせいか、とても甘かったです〉

最後のブルーベリーを楽しんだ後、ネットを取り外し、ネットを結わえてあった支柱も解体しました。(右下写真)

防鳥ネットを取り外した後も、しばらく実がなると思いますが、それらはヒヨドリさんにプレゼントします。
〈ヒヨドリさんの方から勝手にやって来ると思いますが〉

現在の場所でのブルーベリーの収穫は、今回で最後にしようかなと考えています。

竹やぶ跡〈今年の3月に竹をすべて伐採〉の方が、日当たりも水はけもよく、ブルーベリーに適っているようです。

〈今年の〉秋にそこに植え替える予定でいます。

【純粋機械化経済:井上智洋著】を読む 2

【純粋機械化経済】井上智洋著:日本経済新聞出版社

【純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落】井上智洋著:日本経済出版社(右写真)を読了しました。

前回に続き、印象に残ったくだりを紹介します。

… 日本をいまだに科学技術立国のように見ている日本人も多いし、文化や慣習が世界中から注目されていると錯覚している日本人も多い。日本は今まさに清朝末期の中国のように夜郎自大に陥っている。あるいは、落ち目であることに薄々気づいているが、だからこそ過去の繁栄にしがみつき、現実から目を背けているのかもしれない。 … P349

… 多くの経済学者が、よその国が劇的に生産性を上昇させたことによって、自国の経済が衰退するなどということはあり得ないと主張するだろう。ところが、自由貿易が常に国を豊かにするという学説もまた、ホモ・エコノミクス(経済人)の想定とともに、経済学者のコミュニティでしか通用しないおとぎ話にすぎない。 … P393 

… 今、知識創造性と知識利用性を高めるためになすべきことは、研究開発や教育に惜しみなく支出することだ。それは中枢としての政府の役割であり、民間任せにしていては十分ではない。
… … 財政難の日本にそれだけの支出をする余裕などないのではないかと考える向きもあろう。だが、そうした出し惜しみこそが、日本の失われた10年を20年と引き伸ばしてきたし、これから30年にまで引き伸ばすのである。 … P462~463

… ITは、雇用を奪い、格差を拡大させ、貧困を生むだろう。経済を成長させるにも、雇用なき世界で人々が暮らしていくにも、BIが不可欠だ。
… … AIとBIによる脱労働社会の到来は、私たちの社会が狩猟採集社会に回帰するということを意味する。未来の社会は、サイバネティックな狩猟採集社会(サイバー狩猟社会)となるのである。労働時間が短くて自由でノマディックな社会だ。 
ただ、狩猟採集社会にあった平等だけは放っておいても達成されない。平等な社会を実現するためには、中枢たる国家の役割がより重要となる。 … P472
※ 
BI:〈ベーシックインカム〉 最低限の生活を送るのに必要なお金を国民全員に給付する制度。例えば月7万円といったお金が政府から個人に配られる。

なお、2019年5月30日付日経新聞のAnalysis欄で、『人口減少社会の未来図〈下〉』の記事として、”  頭脳資本主義、数より質重視 ” というタイトルで、井上智洋氏の考えがコンパクトにわかりやすく紹介されています。

【純粋機械化経済:井上智洋著】を読む 1

【純粋機械化経済】井上智洋著:日本経済新聞出版社

【純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落】井上智洋著:日本経済新聞出版社(右写真)を読みました。

※ 実は、まだ最後まで読んでいません。〈500ページ近い大著です〉

300ページほど読んだのですが、その範囲内で印象に残ったくだりを紹介します。

… そもそも人間の根源的な価値は、自由意思を持っていることや自分で意思決定できること、役に立つ仕事ができることなどにはない。
人間の価値はその能動性にではなく受動性にある。悲しんだり喜んだり、痛みを感じたりすること、つまりクオリアを持つことにこそ人間(生命)の価値がある。機械が人間の知性を追い越すことがあったとしても、人間に価値があることには変わりない。 … P173
※ クオリア:人間が主観的に体験し得る感覚

… 頭脳資本主義においては、頭脳を振り絞って稼ぎまくるか、そうでなければ頭脳を使わずに体をほどほどに動かす安い賃金の労働に甘んじるしかない。その中間くらいのほどよい生活は営み難い。アベレージ・イズ・オーバー。「平均は終わった」のである。 … P195

… ハンガリー生まれの経済学者ティボール・シトフスキーは、消費者は快適をもたらす商品を買い過ぎて、喜びをもたらす商品を買わな過ぎると指摘している。
行動経済学は、欲望の充足がそれほど幸福につながらないことを示している。それを初めに体系的に論じたのは仏教だろう。仏教に遅れること2500年、ようやく科学は欲望の充足と幸福とのずれを見出した。 … P296

まだ読んでいない残りの部分につきましては、後日紹介します。

本書【純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落】は、経済についての専門的なことも書かれています。

そのような箇所を読み飛ばしても、十分におもしろく読める本です。

ちなみに著者:井上智洋氏は駒澤大学経済学部准教授で、本の値段は、2,300円〈税別〉です。

草葉の陰でなく木立の陰から応援しています

ラジオを流しながら草むしりをしていると

新たに畑をつくろうと、つるはしを振り上げてがんばりましたが … 、

あまりの蒸し暑さに耐えかね、草むしりの作業に切り替えました。

で、ラジオを流しながら草むしりをしていると(右写真)、

アナウンサーの
「健康な生活を送るために、今日は、〇〇先生にお話をしていただきます。」
が耳に留まりました。

とくに〇〇先生の 〇〇 にです。

高校の同級生で、〇〇という名前の医者になった男がいました。

で、プロフィールが紹介されると、まさに彼でした。

彼は、現在、県庁所在地のある病院で内科医として働いているということでした。

その傍ら、健康な生活についての啓発にも力を入れ、今日はラジオに出演したというわけです。

・喫煙をすると血管が収縮し、体によくない。
・カロリーの摂り過ぎもよくなく、とくにファストフードには気をつけないといけない。
・散歩などの適度な運動はお奨め … … etc.

健康寿命に重きを置いた内容の話でした。

威圧感がまったくなく、ていねいにわかりやすく話し、しかも私の関心事でもありましたので、つい聞き入ってしまいました。

患者さんに好かれ、信頼されているお医者さんの〇〇の姿が想像されました。

懐かしく、そして、うれしく思いました。

今後も活躍していくことを祈っています。

草葉の陰でなく、木立の陰から応援しています。