木立の中に、植菌したキノコの原木が並べてあります。
シイタケ、ナメコ、ヒラタケの3種類です。
どれも一昨年の3月に植菌しました。
ナメコ、ヒラタケは、去年、一昨年とキノコが出ました。
とくにナメコについては、昨秋いっぺんにたくさん出たために採り切れず、親戚に手伝ってもらったくらいです。
… … ただ、シイタケだけが … 。
どれも、植菌した時期も、並べてある場所も同じなのに … … 。
集落のキノコに詳しい方は、シイタケは出るまでにけっこう時間がかかるとおっしゃってはいるのですが … 。
にしても、出てくる気配がまったく感じられないのです。
〈『通年型』と『春秋型』があり、どちらも気配なし。〉
今、キノコの原木を並べてあるのは、山桜の木の下です。
山桜は落葉樹ですので、冬期間の晴れた日は、原木は日光に当たりっぱなしの状態になります。
〈夏は、山桜の葉は生い茂っていますので、日陰になります〉
で、そのことが、シイタケが出ない原因にもなっているのかなあ、と思ったりもして … 。
思ってばかりでは解決しませんので、シイタケの原木を移動することにしました。
移動先は、常緑樹の杉の木の下です。
〈これで年間を通して日が当たらなくなります〉
新たに棚を設けて、運んできたシイタケの原木を順に立てかけました。(右上写真)