読んだ形跡のある本の方がインパクトあり

本棚を整頓するとなんと同じ本が7組も

昨日、物置にある本を整頓に行ったのでしたが … 、

整頓をせずに帰って来たのでした。

※ 昨日の本の整頓につきましては、前回のブログ記事をご覧ください。

 

で、整頓のことが頭から離れず、再度本の整頓に行ってきました。

今日は、拾い読みをすることもなく、整頓に専念できました。

著者別、ジャンル別に並べられればよいのですが、そんな時間はとっても … 。

本棚をざっと見て、今後読みそうにないものは抜き出して一角に集め、空いたところに積み上げてあった本を適当に入れていきました。

とにかく本の背表紙がひと目でわかるように、本を並べていきました。

一通り並び終え、コーヒーを飲みながら背表紙を眺めていると … 、

… ええ? この本、確か、さっきあっちに …

そして、 … あ! これも … 、 … うわー、またまた! …

という具合に、驚きが7回もありました。

そう、同じ本が7組あるのがわかったのです。(右上写真)

それらは、どれも新刊で買ったものではなく、

すべて古本屋さんで、定価の半額以下、あるいは100円ちょっとで買ったものばかりです。

それで、よけいにしっかり確かめないで買ってしまったんですが … 。

もう一度読むとすれば、

線を引いたり付箋紙を貼ってあったりと、読んだ形跡のある方を選びます。

インパクトがまったく違いますからね。

除湿器は故障するわ本の整頓はしないわ

除湿器〈手前〉がいよいよ故障、そして、本は積み上げたまま … 。

朝、薪ストーブを焚くと、室内が煙だらけに。

煙突が煤で詰まっているようです。

燃やした薪が灰になって冷えるまで、煙突掃除はできません。

灰が冷えるまで、物置にある本の整理をすることにしました。
〈物置は3㎞ほど離れた菜園横にあります〉

昼までかかりそうでしたので、昼食用のパンとカップラーメンも持って行きました。

で、物置に入ると、カタカタと音がするではありませんか。

なんと、除湿器の送風口のブレード〈羽根」の故障です。(右上写真)

除湿をする機能には問題はないようでしたので、送風口の動きだけを止めました。

カタカタという音はなくなりました。

で、今度は寒さが気になりました。

灯油ストーブに火をつけ、やかんに水を入れてを乗せました。

さて、積み上げたままになっている本(右上写真)を本棚に並べて整頓しようとすると、

本棚に並んでいる本の背表紙が妙に懐かしくなり、2,3冊拾い読み … 。

そのうちに湯が沸き出し、今度は座ってコーヒーを飲みながらの拾い読み … 。

それが終わると、昼食用に持って行ったパンをかじりながらの、そして、カップラーメンをすすりながらの拾い読み … 。

昼食が終わった後も、まだ拾い読み … 。

結局本の整頓はまったくせずに帰って来たという次第です。
〈それも午後2時過ぎになって〉

【星の王子さま:サン=テグジュペリ作】を読む

【星の王子さま】サン=テグジュペリ作・内藤濯訳:岩波書店 140P 23㎝

【星の王子さま】サン=テグジュペリ作・内藤濯訳:岩波新書 140P 23㎝(右写真)より、印象に残ったくだりを紹介します。

… ぼくたちには、ものそのもの、ことそのことが、たいせつですから、もちろん、番号なんか、どうでもいいのです。 … P22

… 他人を裁判するより、自分を裁判するほが、はるかに困難じゃ。 … P53

… 心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ … … あんたが、あんたのバラの花をとてもたいせつに思ってるのはね、そのバラの花のために、ひまつぶししたからだよ … P99

… ぼくがもし、53分っていう時間、すきに使えるんだったら、どこかの泉の方へ、ゆっくり歩いてゆくんだがなあ …P102

… 砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているからだよ…… … … そうだよ、家でも星でも砂漠でも、その美しいところは、目に見えないのさ … P105

… きみの住んでるとこの人たちったら、おなじ一つの庭で、バラの花を5千も作ってるけど、……自分たちがなにがほしいのか、わからずにいるんだ … P109~110

・人の住んでいるところから千マイルもはなれた砂漠の真ん中にいる不時着機の操縦士と星の王子さま
・職からはなれた環境に身を置いている私

お互い孤独感漂う空気を吸っているようで、
〈おこがましく、おまけにこじつけかな?〉

以前より、【星の王子さま】がわかったような気になっています。

読んだのは今回で3度目です。

あと何回読めばほんとうにわかるのでしょうね。

買うのはいいけどいつまで読めるかな?

今日古本屋さんで買った3冊の本です

昼食後、気分転換を兼ねて15㎞ほど離れている古本屋さんに行きました。

5年ほど行ってなかったでしょうか、久しぶりでした。
〈いつも行っている古本屋さんは5㎞ほどの距離にあります〉

でも、店内に入ると、主の様子といい、本の並べ方といい、以前とほとんど変わらない雰囲気でした。

平日の昼ということもあり、お客は私一人でした。
〈無所属の時間を過ごしている者の特権ですね〉

5年間も行っていなかったということになると、これも、あれもという具合に、欲しい本がたくさん出てくるものです。

で、これはと思う本を順に手に取って見ていきました。

いつまでたっても帳場に現れなかったせいか、主が本の整頓にかこつけて、私の様子を窺っていたような幕もありました。
〈もっと紳士然としないと〉

結局
・【ゴードン・スミスのニッポン仰天日記】荒俣宏 翻訳・解説:小学館
・【秘花】瀬戸内寂聴著:新潮社
・【西行花伝】辻邦生著:新潮社
の3冊(右上写真)を買いました。
〈いずれも単行本 … 文庫本は字が小さくて読みづらい〉

定価で買うと9,000円を超えるところですが、1,960円で買いました。
〈金欠病の私が言うのもなんですが、安い!〉

箱入り、帯付き、そして、3冊ともほとんど汚れはありません。

あとは、いつまで … 読む気力と体力が続くか … です。