山を知っている人がいなくなっていく

” 木立 ” と呼べないほどすっきりしました

… 集落の中にあるジャングル状態の木立を手入れしてみなさんに迷惑をかけないように … 

が、私の定年退職後の目的でした。

それが、1年前に竹林伐採事業を受けたことにより、ほとんど解消されてしまいました。

今では ” 木立 ” と呼んでいいのかと思うほどのすっきりした状態です。(右上写真)

で、時間的に余裕ができましたので、

今月に入ってから、隣の集落に所有する山林の手入れの準備をはじめました。
〈帳簿上では約5,000㎡の広さ〉

いかんせん、その山林の境界があいまいなのです。

それで、隣集落の90歳を超える老ともいえる方に、境界を教えていただくべく連絡をしました。

「もう少し暖かくなったら、いっしょに現地に行きましょう。」

というご返事をいただきました。

私は、今月の下旬ごろになるかな、と待ち望んでいました。

先日のことでした。

「その方がお亡くなりになった」と知らされました。

身内だけで葬儀を済まされたということでした。

3年前の夏とそれほど変わらない明るく滑らかな口調だったので、てっきり元気なものと思い … … 。

※ 隣集落の長老ともいえる方につきましては、2017.8.23ブログ記事『退職後初めて隣町の山林へ』をご覧ください。

 

山を知っている方が、また、一人お亡くなりになりました。

ご冥福をお祈りいたします。

集落のみなさんへの放送だいじょうぶかな

カルピスソーダを飲みながらのユーチューブ、おもしろかったです。

昨日、一昨日の屋外作業〈サツマイモ畑づくり〉で風邪をひいたようです。

薄着で気温の下がる夕方近くまで作業をしていたのが原因かな。

昨夕より、食後に市販の風邪薬を飲んでいるのですが、体調が今一つです。

… 関節が痛く、悪寒がする …

間違いなく風邪の症状です。
〈久しぶりです〉

体というのは正直なもので、今日は、雨が降っていないにもかかわらず、外に出て作業をしようという意欲が湧きませんでした。

で、プレハブ内で読書をはじめると、しばらくして眠ってしまいました。
〈風邪薬には睡眠作用を促すものが入っているのでしょうね〉

30分ほど眠っていたでしょうか、目が覚めました。

で、本の続きを読んでいるうちに、また、眠ってしまいました。

目が覚めたとき、喉がカラカラでした。

冷やしたカルピスソーダがありましたので、それを飲みながら、今度は、ユーチューブを見ました。(右上写真)
〈体調がよくないときは、あまり頭を使わないようなものがいいですね〉

『江戸時代から明治時代に変わるころの写真映像』
『ノアの箱舟は真実か架空か?』
を見たのですが、とてもおもしろかったです。

 

あっ、今晩、集落の行事を〈コロナウィルスのため〉中止する旨、放送するのでした。

風邪気味で声が涸れているのにだいじょうぶかな?

やるしかないですね。

マスクも大事ですが食べものも大事です

水田でいう「荒起こし」がひと通り終わりました

6日前からはじめたサツマイモ畑づくり。

第一弾がやっと終わりました。(右写真)

※ 右写真で、奥の方にある三角形のニンニク畑を囲むように掘り起こしたところが、新たにサツマイモ畑となります。

わずか20㎡ほどに、のべ17時間ほど費やしました。

出た瓦礫は、一輪車15杯分ほど … 。

これで、畑づくりが終わったわけではありません。

水田でいうと、荒起こしが終わった段階です。

サツマイモの苗を植えるまでにするには、まだ、20時間ほどかかりそうです。〈苗植えは、5月上旬を予定〉

正午近く、老体〈おじいちゃんですからね〉に鞭打ってがんばっていると、町会長さんが、集落の行事中止の件で、やって来ました。

※ 集落の行事中止の件につきましては、前々回ブログ記事『本格的な春を控え一人悦に入っていると』をご覧ください。
時期が時期ですので、結局行事を中止にしました。

 

「あんた、よう精が出るのお。 … 行事中止の案内できたかの。 … … うん? そこにサツマイモ植えるんか。 … そりゃいいわ。」

と、言うので、

「マスクもトイレットペーパーも大事ですが、食べものも大事です。 … 食べものがなくなると、困るくらいじゃ済まないので、それで、できるだけ自給自足の生活をしたいなと考えています … … 。」

と、つい生意気を言ったのでした。

” おじいちゃん ” の一日が今日も何とか

ツルハシを振り上げ振り下ろすうちに夕方に

よい天気でした。

〈午前〉9時過ぎからサツマイモ畑づくりの続きをしました。

相も変わらずツルハシをひと振りする毎に、瓦礫がたくさん出てきました。

※ 瓦礫がたくさん出ることにつきましては、3月9日付ブログ記事『除草シーズン前にサツマイモ畑の完成を』をご覧ください。

 

右肩、右膝の調子が今一つということもあり、休み休みゆっくりと作業を進めていきました。

陽気のせいか、

作業をしているときに数人から声をかけられました。
〈サツマイモ畑は道路のすぐ傍にありますので〉

その中で、

「 ” おじいちゃん ” お忙しいところ申し訳ありませんが、〇〇へ行く道を教えてくださいませんか … … 。」

と、道を尋ねられたのには参りました。
〈 ” おじいちゃん ” と呼びかけられたことに対して〉

道を尋ねた方が去った後も、そのことが頭から離れませんでした。

 

確かに孫がいますので、 ” おじいちゃん ” には間違いありません。

でも、道を尋ねた方は、そのようなことはまったくわからなく、悪気もないと思われます。

多分、私の容姿や右肩、右膝を庇っての緩慢なツルハシの上げ下ろしの様子からそのようにおっしゃったのでしょう。

ということは、客観的には、やっぱり ” おじいちゃん ” ?

” おじいちゃん ” の一日が、今日も何とか終わりそうです。(右上写真)

本格的な春を控え一人悦に入っていると

先日追肥をしたニンニク

先日追肥をしたニンニク(右写真)ですが、

育ち具合を眺めていると、

カエルの鳴き声がいつになく鮮明に聞こえてきました。

ふと 【啓蟄〈けいちつ〉】という言葉が浮かぶと同時に、本格的な春がついそこまで来ているんだなと思いました。

で、うれしいような浮き浮きした気分になり、一人悦に入っていると、副町会長さんが訪ねて来ました。

そして、

「今度の日曜日の〈集落の〉行事どうする?」

と言うのです。

? ? ?

「この間の世話係の集まりで、実施するって決まったではないですか。」

と、私が言うと、

「そうや。その通りや。 …  … そやけど、〇〇さんが、こんな時期にほんとにするんか、と聞いてきたんや。 … 〇〇さんがそう言うたちゅ〈という〉ことは、他にもそう考えとる人がおるちゅ〈という〉いうことや。 … 町会長が不在やったもんで、直接あんたんとこへ来たんや。」

ということでした。

「新型コロナウィルス感染症のことを言っているんですか?」

「そうや。 … テレビや新聞でも ” 自粛 ” をやかまし言うとるし、みんな気になっとるんや。」

… … …

副町会長さんと私だけでは決めかねますので、

再度町会長さんとも話し合うということで別れました。

今日は水曜日 … 、今度の日曜日まで数日しかありません。

材料の購入や人集め等のこともあり、早く何とかしないと … 。