できるうちに整理しておいた方がよいのでは

今日出ていたタケノコ

今日も寒くなりました。

朝、木立を回っていると、

何と、タケノコが!

それもふつうサイズのものが3本も。(右写真)

※ 昨年の3月上旬に木立に混在していた孟宗竹をすべて伐採しました。
昨年の4~5月〈伐採1か月後〉の段階では、細いながらも幾らかのタケノコが出ました。
現在は、それから1年以上も経っていますので、出ないものと思っていました。
… が、 … 出たのです。
【考えられること】
実は、真竹のすぐそばに生えていた1本の孟宗竹を真竹と見間違え、伐採していなかったのです。
〈真竹は伐採しないで残しましたので〉
ひと月ほど前、そのことに気づきました。
ちょうどシイタケの原木を立てるのに竹が必要でしたので、その孟宗竹を切って使いました。
今回の3本のタケノコは、どれもその切った孟宗竹の根株近くに出ていました。
で、その最後の孟宗竹が今回の3本のタケノコに関係していると考えています。

 

折らないようにていねいに掘り起こしました。

そして、それらを自宅に持って行くと、父が、

「最後の1本の孟宗竹、残しておけばよかったのに … 。」

と言いました。

確かに … 、

でも、竹やぶの手入れを思うと … 、

そうとも言えないのが現状です。

… 手入れを怠るといっぺんに荒れるのが竹やぶ …

できるうちに整理しておいた方がよいのでは、と思っています。

50年近く前に教えてくださった先生方へ

【方丈記】市古貞次校注:岩波文庫ワイド版

昨日より寒くなりました。

雨も短いサイクルで降ったり止んだり … 。

晴れ間を縫って、花をつけ始めた山桜の木に、今日の日付を記した札をくくり付けました。

※ 木立前にある数本の山桜が、今日、同時に花をつけました。
木立前の山桜につきましては、4.19付ブログ記事『いずれは ” 桜の園 ” にしたい』をご覧ください。

 

あとは、終日薪ストーブを焚きながら、プレハブ内の整頓をしたり、【方丈記】(右上写真)を読んだりしました。

何とか半分ほど読み進むことができました。
〈【方丈記】は、全文といっても〈岩波文庫で〉30ページちょっと〉

子どもの受験参考書を一通り復習して臨んだ文語文でしたが … 、

口語文を読むようなわけにはいかないですね。

現代語訳は、今までに3~4回読んでいますので、大意はわかるのですが、細かい点になると … 、

古語辞典を片手に、また、文語の動詞や助詞の一覧表とにらめっこしながら読んでいきました。
〈敬語がほとんどないので助かります〉

で、調べながら読んでいると、学生の頃古文を教えてくださった先生方の顔が思い浮かんできました。

 

『教えてくださった先生方へ』

… 今、調べながらも、方丈記を文語文で読めるのは、50年近く前に先生方が古文の基礎・基本を教えてくださったおかげです。ありがとうございました。 …

予報に違わず寒い一日と相成りました

残念にも中途半端な状態で草刈りを終わりました

朝から雨でした。

〈午前〉10時過ぎに買い物に出たとき、車の温度計が6℃を表示していたのには驚きました。

ふと、小学生の頃、素足で冷たい田んぼに入り、かじかんだ手で田植えをしたことを思い出しました。

50年以上も前の、確かゴールデンウィークの頃だったと思います。

この時節、冬に戻ったような寒い日があるのは、当時も今も変わらないようですね。

で、買い物から戻った後、プレハブ内で読書をしていたのですが、

午後になると、日が射してきました。

木立前の草刈りをすることにしました。

草刈機の燃料を満タンにし、作業を始めました。

靴下を2枚重ねて穿いているにも関わらず、地面の冷たさが長靴の底を通して体に伝わってきました。

作業着の襟元から冷たい風も入ってきました。

暑さに耐えての草刈りはよくありますが、寒さに耐えての草刈りとは … 、

ひょっとして初めてかも … 。

熱中症になるよりはずっとましですので、作業を続けました。

… … が、

途中で雲行きがあやしくなり、降り出しました。

… あられ … が。

しばらく休んでいると止みましたので、再度草刈りを始めました。

が、またしても … あられが … 。

のべ2時間半ほど作業をしたでしょうか。

残念にも中途半端な状態で草刈りを終わりました。(右上写真)

予報に違わず、寒い一日と相成りました。

煙突掃除を早めにしたのは正解でした

思っていたよりたくさんの煤が溜っていました

木立にある十数本の山桜のうち、ようやく5本目が花を咲かせ始めました。

※ 山桜の花につきましては、4.19付ブログ記事『いずれは ” 桜の園 ” にしたい』をご覧ください。

4本目が花を咲かせ始めてから2週間も間が空いたのは、その間の気温が、例年になく低かったからだと思われます。

薪ストーブの薪の消費量も、3月とほとんど変わっていません。

今日は午後晴れましたので、屋外で作業ができましたが、昨日は終日雨のために、プレハブ内で読書をしたりユーチューブを見たりしていました。

ずっと薪ストーブを焚きながら … 。

そのような3月と変わらない日が、4月に入ってもずっと続いていますので、煙突掃除も相変わらず10日に1回の割合でしているという状態です。

予報によると、明日も、明後日も、最高気温が例年と比べて4~5℃低いとのこと。

雨も降るようです。

… 終日薪ストーブを焚きながらプレハブ内で …

ということになりそうです。

で、明日、明後日、室内で少しでも快適に過ごすために、ちょっと早いのですが、煙突掃除をすることにしました。
〈煙突掃除後は薪もよく燃え、煤の臭いもほとんどしませんので。〉

煙突を取り外すと、思っていたよりたくさんの煤が溜っていました。
(右上写真)

早めにしたのは正解でした。

明日、明後日は、読書三昧かな。

【時代の風音】より

【時代の風音】堀田善衛,司馬遼太郎,宮崎駿著:UPU

雨が止まず屋外作業ができないので、つい、立て続けにユーチューブを見てしまいました。

今流行っている新型コロナウィルス感染症に関するものばかりです。

いろいろな方が登場し、政府の在り方や今後の経済状況について、それぞれの考えを述べていらっしゃいました。

それらを見聞きしているうちに、この冬に再読した【時代の風音】堀田善衛,司馬遼太郎,宮崎駿著:UPU(右上写真)を思い出しました。

※ 【時代の風音】の内容は、堀田善衛氏と司馬遼太郎氏の対談で、宮崎駿氏がセットしたものです。

その中で、司馬遼太郎氏が、『日本人のありよう』について述べている箇所があるのですが、

今回のコロナ問題にも当てはまりそうでしたので、紹介します。

… … 弱気な発言は全部だめ。会議をして、こんな戦争〈太平洋戦争〉やっちゃいけないという発言したら、少将になる人でも大佐どまりです。しかも上の人の意に沿うように組織ができあがっているから、ナチと本気で戦ったダールのような自己完結した人が一人もでなかった。上にも下にも。 … P163

… 英語圏では、はっきりと沈んだとか、何人殺されたという言葉をちゃんと普通に使うのに、日本は玉砕したとか雅語に近くなる。とにかく言葉で巧みに本質をすり抜けるようにできていますですね。 …P163~164

… フランシスコ・ザビエルが感動的に書いていますが、ヨーロッパでは富に栄える者のみが正しくて、貧しい者はそのことを恥じるけれども、この国の民は、貧しさを誇りにしている。これはクリスチャンになるにふさわしい民族だということを報告しています。
 そもそも日本人は、ここ最近のようにこんなに富を得ようとは誰も思ってなかった。どちらかというと、われわれは千数百年来、食っていければいいという理想だけを持っていましたし、江戸時代の侍も明らかにそうでした。これは万人がそうでしたね。時々、奇妙な人が成金になるだけで、その人をばかにしていました。そういう意識があるかぎり、日本人は大丈夫だと思いますね。 … … P165~166