友人が訪ねて来ました。
いつものごとく、二人だけの談論風発で盛り上がりました。
で、帰りがけに、本棚にあった『スタンダード・ボーカル名曲ガイド 上・下巻』(右写真)が目に留まったらしく、
「そこにあるジャズの本、中味はどうなんや。」
と言うので、本棚から抜き出して見せると、
「スタンダード・ボーカルの内容や由来だけでなーて〈なくて〉、それが流行ったときの時代背景も書いてあってわかりやすて〈わかりやすくて〉おもしろい本や。 … … おまえ、いつやったか、ジュリー・ロンドン聴いとるて言うとったな。 … 他に、まだ、何聴いとるんや。」
と聞くので、
ブレンダ・リーやサリナ・ジョーンズ、ペギー・リー … などの名前を言い、〈プレハブ内の〉本棚にあった30枚ほどのレコードやCDを出して見せると、
「おお、まさかこんなとこに〈ところに〉こんないいもん〈もの〉に出会うとは。 … あっ、こんなとことは失礼。 … … 今日はバイクで来たし〈来たので〉持って行かれんけど、次、車で来たとき借りて行くわ。」
もちろん … OK … です。
〈彼は、ジャズボーカルを習いに行っているそうです〉
私は、歌はまったくですが、聴くのは好きです。
いや、 … 好きでした … と言った方が正確かも。
なぜかここ1年間ほとんど聴いていないのです。