それまで、またひと頑張りしないと

彼が帰ってしばらくすると、窓から夕日が … 。 2020.8.20 6:10PM

朝7時過ぎに友人から電話が。

「おはよう。 … 今日忙しいか。 … すごい暑なりそうで作業もできんし、話に行こうかと思うとるんやけど、 … ええか。」

もちろんOK。

※ 一昨日訪ねて来た友人です。
詳細は、前々回ブログ記事を。

 

予報によると、今日は最高気温は35℃を超えるとか … 。

〈午前〉9時半頃、訪ねて来た親戚を見送ったとき、周りの田んぼには人影はありませんでした。
〈あまりに暑いのでみんな農作業を避けているようです〉

30分ほどすると、友人がやって来ました。

「急に勝手言うて悪いな。 … 家の手入れするつもりやったけど、暑て〈暑くて〉仕事になりそうもないし、じゃましに来たわ … 。」

「大歓迎や。よう来てくれたわ。 … こんだけも暑いと仕事もできんわ。 … 無理して熱中症にでもなったらたいへんやし、こんな日は休んだ方がええわ。」

ということで、

〈午前〉10時頃からさっき〈午後5時半頃〉まで話していました。

… 断捨離 … 今後の暮らし方 … 健康のこと … 等々、

お互い思いのままをしゃべる一日となりました。

 

彼が帰ってしばらくすると、

静まり返った部屋の窓から夕日が射し込んで来ました。(右上写真)

次回帰省するのは、来月とか。

” それまで、またひと頑張りしないと ”

暑い、暑い、といっているうちに季節は秋に

まず通学路脇の草を刈り、歩道がはっきりわかるようにしました。

集落から頼まれている田んぼの畔の草刈りをすることにしました。
〈今シーズン第3回目〉

田んぼの畔が道路に面している場合、畔だけでなく、その道路脇の草も刈ることになっています。

で、その道路は子どもたちの通学路にもなっていますので、歩道を歩けるようにと、まず道路脇の草を刈りました。(右上写真)

※ コロナの影響か、今年の子どもたちの夏休み期間は、例年と異なっているようです。
集落の子どもたちは、今週の月曜日〈8月17日〉より登校しています。
そういうわけで、まず、道路脇の草刈りをしたという次第です。

 

午後2時頃から始めたのですが、30分もしないうちに汗だく。

額から落ちる汗が目に入り、何回汗を拭ったたことか … 。

とにかく暑い!〈気温33~34℃?〉

途中に休憩を1回とり、〈午後〉5時近くに作業を終えました。

除草後、歩道の確認をしようと道路脇に目をやると、

木立にある杉の影が、道路を跨いで田んぼを覆っているのに気づきました。(右上写真)

日の傾くのが早くなったことに驚きました。

また、後片付けをしているときに、涼し気な風が体を通り抜けて行くのを感じました。

暑い、暑い、といっているうちに季節は秋に向かっているようです。

… 暑くなくなるのは嬉しいけれど、夏との別れがなんだか寂しい …

私だけかな?

そろそろ先のことを真剣に考えんと

コロナのためプレハブに入らずに外で話をしました〈ソーシャルディスタンスを保ちながら〉

友人が突然訪ねて来ました。

※ 彼〈友人〉は、小学校のときからの同級生です。
都会で働いています。
田舎の施設で生活しているお父さんの様子を見るために定期的に帰省しています。
現在、彼の実家には誰も住んでいなく、帰省時には、ほとんどの時間を屋敷の手入れに割いています。

 

10日ほど前に帰省していたようです。

お父さんの様子については親戚に電話で確認し、あとはずっと一人で屋敷の手入れをしていたとのことです。

で、帰省してしばらく人に会うことなく家で過ごし、「コロナを人に移す心配がない」と判断するや、訪ねて来たというわけです。

それでもまだ心配なのか、プレハブの中に入ることをためらいました。

プレハブ前で、彼はパイプ椅子に座り、私はひっくり返した野菜かごに座って話をしました。(右上写真)
〈ソーシャルディスタンスを保ちながら〉

 

「久しぶりに帰省すると、家の手入れたいへんやろ。」

と話しかけると、

「草刈り、草むしり、物置の整頓、障子の貼り替え … … 、どれだけやっても切りがないわ。 … あと3日ほどしたら都会に戻るけど、 … 次に帰省したときは、また同じことの繰り返しや。 … そろそろ、先〈将来〉のこと真剣に考えんと … 。」

… … 等、

あっという間の3時間でした。

久しぶりに井戸水を汲み上げて思う

ひと月半ぶりに井戸水を汲み上げました

久しぶりに井戸水を汲み上げました。(右写真)

※ 木立には水道はありません。
草花に撒く水は、井戸水を汲み上げて使っています。
電気式の水中ポンプを井戸に入れて水を汲み上げ、それを給水タンク〈200ℓ〉とたらい〈100ℓ〉に溜めておきます。
そして、その溜めた水をじょうろに小分けして野菜や花に撒いています。
一度汲み上げると〈計300ℓ〉、1週間ほど持ちます。

 

日誌では、前回汲み上げたのは6月29日。

今日は8月17日。

ひと月半以上も汲み上げていなかったことになります。

汲み上げる必要がなかったとも言えます。

7月に入ってから8月中頃まで雨の日が多く、水やりをする必要がなかったからです。

 

今夏の雨は、「一々井戸水を汲み上げなくていい」というふうに、たまたま私に楽をさせてくれました … … 。

が、周りには、
「作物が長雨でダメになってしもうた」と嘆くお百姓さん、
「雨で仕事がはかどらんのや」と困っている建設業に携わる方 … 、
などがいらっしゃいます。

全国に目をやると、
家が水浸しになったり、流されたりした方、
そして、命を落とされた方もいらっしゃいます。

今夏の長雨及び大雨で、
お亡くなりになった方 … 心よりご冥福を祈っております。
災害に遭われた方 … 一日も早く以前の生活に戻られることを願っております。

【未来者たちに:高橋睦郎著】を読んで

【未来者たちに】高橋睦郎著:みすず書房

【未来者たちに】高橋睦郎著:みすず書房(右写真)を読んで、印象に残ったくだりを紹介します。

… なぜ風景を捨てたのかといえば、風景はそのままではお金にならず、腹の足しにならないからだろう。お金になり、腹の足しになるもののことを資源という。その意味では風景は資源ではない。しかし、長い目で見れば風景は直接的資源以上の資源なのではないか。自然への感受性を育て、他者への親和力を哺〈はぐく〉むからである。 … P25

… 人に負けまいとして他に抜きん出ても、そこに本当の喜びはない。勉強にしても、仕事にしても、そのことじたいが好きで打ちこめたら、他に勝ろうと劣ろうと、それこそが倖せではないだろうか。
… P49

… 宗教の中の神道の独自性は一木一草、風や水や岩にまで霊的なものの存在を実感することで、これは他のどんな宗教よりも人間の原感覚に沿っている、と思われる。 … P69

… 努力し努力し続けた結果が充実した老いをもたらしたのであって、努力しなかった人が急に充実した老いに至ることはありえない。
では熱中を知らず努力しないまま老いを迎えた人はどうすればいいのか。その時点から熱中することを見つけ、生きる努力を始めることだ。人生は死に至るまで努力するに値するし努力することでさらに価値あるものになることを、先人たちは教えてくれている。 … P105