8月15日は、地獄の閻魔様も休む日だとか。
草を刈っている人もトラクターを動かしている人もなし。
蝉と小鳥の鳴き声だけが … 。
ユーチューブに飽きて本を読んでいると、知人が訪ねて来ました。
※ 彼〈知人〉は、私より1歳年上です。
定年後1年間ほど雇用延長していましたが、体調がすぐれなくてやめました。
それ以後、勤めをせず、屋敷の手入れや野菜づくりに専念しています。
彼
「久しぶりやな。調子はどうや。 … わしもいよいよ年金が満額あたるようになったわ。 … あんたも来年からやな。 … 定年まで勤めてよかったわ。 … … まあ、今思うと、勤めたというより勤めさせてもろうたという感じやな。 … 上司、同僚、お客さんに恵まれ、そして、家族に支えられて、 … ほんとにみんなのおかげや。感謝しとるわ。」
私
「まったくいっしょですよ。」
彼
「満額ていうてもたいしたことないけど、ぜいたくせんと〈しないで〉、細々と何とか暮らしていくわ。」
私
「みんないっしょですよ。 … 今みたいに、うだるような夏の暑い日に、昼間から、冷房の効いたとこ〈ところ〉で、お茶を飲んで、花(右上写真)を眺めながら、好き勝手に話ができる … これでいいじゃないですか。」
… 等々、あれこれ2時間ほど話したでしょうか、
65歳になった男と65歳になりつつある男の旧盆のひと時でした。