朝日拝んで夕日眺めて時たま虹も見て

夕日を眺めていると東の空に虹が出ていました

雨の中、〈午前〉10時過ぎに友人が訪ねて来ました。

※ 友人 … 都会で働いています。
田舎の高齢者施設に入居している彼のお父さんの様子を見るために定期的に帰省しています。
で、私のところにもやって来ます。

 

昼食を食べるために近くのうどん屋さんに一度出たきりで、

あとは、ほとんどプレハブ内で、

互いの近況、今後の過ごし方、天下国家のことなどについて、いつものごとく脈絡のない話を延々としました。

夕方〈午後4時半頃だったかな〉、雨が止みましたので、木立をひと回りしました。

ちょうど木々の間から夕日が射してきました。

すると彼が、

「晴れた日はいつもこうやって夕日が射してくるんか。 … そりゃええわ。 … 夕日を見ると心が洗われるようや。 … おまえ、いつもこんな夕日見ながら生活できて幸せもんやなあ。 … … おまけに東の空は遮るものがなんにもなーて日の出も拝めるし。」

と言いながら東の方を振り向きました。

「おおっ、虹や! きれいな虹や!」

と、今度は驚いたように言いました。

東の空には、七色がはっきり区別できるのではないかと思うほどの大きな鮮やかな虹がかかっていました。(右上写真)

 

今しがた〈午後5時40分〉彼は帰って行きました。

… 朝日拝んで、夕日眺めて、時たま虹も見て、ホントにええなあ …

という言葉を残して。