それにしてもずいぶん遠くまで来たもんだ

木立に積み上げた丸太群

一昨昨日、一昨日、そして、今日、いずれも朝の6時より野外焼却〈野焼き〉をしました。

※ 夏の頃は、〈午前〉5時頃から焼却作業をしていましたが、今はその時間帯は真っ暗でできません。
6時頃にようやく明るくなってきます。

 

焼却は、一見ただ燃やしているだけで簡単そうですが、とても気を使う作業です。

とくに火が大きくなったときは、万が一のことを考え、細心の注意を払っています。

何百回やってもいつも同じ気持ちです。

で、1時間ほどの焼却作業でも、それが終わると、ドッと疲れが出、まるで1日が終わったような状態になります。

にもかかわらず、〈無所属の時間と謳って格好つけている割には〉根が貧乏性なのか、焼却後もいつもなんやかんや動き回っています。

 

今日もそうでした。

焼却後、集落の各家庭の町会費納入通知書を作成し、それが終わると、明朝の野外焼却〈野焼き〉の準備をしました。
〈予報では明朝も焼却日和とのこと〉

が、さすがに早朝作業が毎日のように3回も続くと、午後3時過ぎぐらいからバテ気味になってきました。

伐採跡地の切株に座り、ひと休みしました。

見通しのよくなった木立とそこに積み上げた丸太群(右上写真)を眺めていると、

… 勤めていた頃とはまったくの別世界にいるんだなあ …
… それにしてもずいぶん遠くまで来たもんだ …

と、つくづく思いました。

歯のケアと同時に心のケアも

玉切りした丸太を木立の中4か所に積み上げました

歯医者さんから戻ると、すぐに昨日玉切りをした丸太の積み上げをしました。

※ これで今年伐採した分の丸太の積み上げは終了しました。
木立の中4か所に積み上げてあります。(右写真)

午後、伐採跡地に散乱している払い落した枝を焼却場〈野焼きをする場所〉まで運びました。
〈明朝焼却予定〉

それも終わると、焼却をするための焚き付けに、杉の枯れ葉や枝を拾い集めました。

焼却の準備が終わったのは、〈午後〉4時頃でした。

天気もよく暖かく、伐採跡地にある切株に座ってひと休みしました。

積み上げられたたくさんの丸太が西日に照らされているのを眺め、成就感に浸りました。

心地よい疲れも手伝い、つい眠りそうに … 。

 

そのとき、ふと歯医者さんから言われたことを思い出しました。

「ううん、 … 歯肉がだいぶ下がってきていますね。 … 今のところ何とか持っているという感じですが、 … とにかく歯の手入れを怠らないようにしてください … 。」

 

歳とともに失うものの一つに、歯のことがよく言われます。

私の場合、そう遠くない将来にそれが訪れそうです。

もちろんケアに努めますが … 。

でも、一方で、歳とともに得られるものもあると聞きます。

例えば、 ” 成熟 ” や ” 人生の知恵 ”  … とか。

そうなるには、心のケアも必要でしょうな … 。

のどかな秋の一日でした

まだ残っていた玉切りを終えることができました

午前9時頃だったでしょうか。

野外焼却〈野焼き〉の火の様子を見ていると、知りあいがやって来ました。

天気がよいので、寄ってみたということでした。

焼却場のそばで温まりながら小一時間世間話をしました。

彼〈知りあい〉が帰った後、木立で少し作業をし、早めに昼食にしました。

 

昼食を食べ終わると、すぐに玉切りに取りかかりました。
〈もたもたしているとすぐに日が暮れますからね〉

1時間ほどすると、隣接地〈山林〉の草かげで、何かガサゴソと … 。

その音がするところをジッと見ていると、

なんと隣家の主が鎌で草を刈っているのでした。

「おつかれさま」と声をかけると、

「あんたも、木いっぱい伐ってたいへんやったろ。 … 明かるなって見通しもようなったな。 … おまけに天気もええし、ホントに気持ちいいわ。 … まあ、がんばれや。」

とのことでした。

おかげさまで、まだ残っていた玉切りを終えることができました。(右上写真)

 

で、ひと休みしようとプレハブに戻ると、

プレハブから少し離れた道路の縁石に3人のおばあちゃんが腰を降ろし、ひなたぼっこをしながら話していました。
〈田舎道ですので、交通の妨げにはほとんどなりません。〉

 

今日は、午前中はそうでもなかったのですが、午後はぐっと気温も上がり、暖かい日となりました。

のどかな秋の一日でした。

野外焼却〈野焼き〉は手間がかかり気も使う

鋸、なた、長柄剪定ばさみで枝を細かくする

先日、20本ほどの木を伐採しました。

枝払いをし、玉切りも95%方終えました。

玉切りした丸太は、木立の中に積み上げました。

 

… 残るは払い落した枝 … 辺り一面に散乱状態 …

伐採跡地には、雪が降るまでに果樹を植えますので、それらを早く片付けなければなりません。

処分場に持って行くとお金 …

木立の隅に積んでおくと、夏になると虫がたかり、除草の妨げ …

結局は野外焼却場〈野焼きをする場所〉で燃やすことに … 。

 

今回の伐採場所は、木立の中でも野外焼却場から最も離れています〈約80m〉。

枝を運ぶだけでひと苦労です。

明朝焼却する分だけを運ぶのに2時間を要しました。

枝といっても、大きいものは、直径が5㎝以上あり、長さも3m近くあります。

腕に抱えて引きずりながら運んでいます。

で、運び終えると、今度は、焼却しやすいように細かく切り分けなければなりません。
〈太い枝は薪として残します。〉

今日も、鋸、なた、長柄剪定バサミで切り分けていきました。(右上写真)
〈細い枝は、なた、長柄剪定バサミで。太い枝は、鋸で。〉

 

払い落した枝全部を焼却し終えるには、今日した作業と同じことをまだ5~6回繰り返す必要があります。

一見、野外焼却〈野焼き〉は、ただ燃やすだけで簡単そうです。

が、お金がかからない分、手間がかかり、気も使うのです。

友人が富有柿を持って突然現れる

友人が持って来た富有柿

丸太の積み上げ作業中に〈午前10時頃〉雨が降り出しました。

作業を止め、プレハブに入ってひと休みしていると、突然友人が現れました。

富有柿を持って。(右写真)

「びっくりしたやろ。 … ちょっと都合があって都会に戻るのが遅くなったわ。 … で、この前に聞いとった柿のことが気になって持って来たんや。」

【柿のこととは】

先日、友人が訪ねて来たとき、彼〈友人〉の庭に成っていた富有柿を3個持って来ました。
持って来るなり、彼は、その中の1個を丸かじりしました。
私にも食べるように言いましたが、私は歯が弱く、丸かじりができないので、残りの2個を自宅に持って帰りました。
1個は店頭に並べても十分に通用するような大きく立派なもので、もう1個は小ぶりのものでした。
夕食後に包丁で切って食べようとすると、もう小ぶりのものしか残っていませんでした。
選びようがないので、それを食べました。
〈味は good でした〉
彼が玉切りの手伝いのために2度目に来たとき、何気なしにその話をしました。
〈催促したわけではありません〉
で、都会に戻るのが遅くなり、時間に余裕ができたのでわざわざ持って来たというわけです。

 

せっかくですので、昼飯を食べに外に出、戻ってプレハブであれこれ話をしました。

先程〈午後4時過ぎに〉帰って行きました。

有り難いことです。