いったいどれだけの雪が降るのでしょう

キャベツと白菜を菜園にある建物内に入れました

昨晩のことでした。

父曰く、

「急な話やけど、明日の午前中に、キャベツと白菜を菜園にある建物の中に入れてほしいんや。 … 午後から大雪になるて言うとるし … 頼むわ。 … 腰が痛て、思うように動けんのや … 。」

で、今朝、菜園に行ってキャベツと白菜を建物の中に入れてきました。(右上写真)

 

午後は、正月に行われる行事の打ち合わせのために集落の神社に行きました。

行事の内容よりも、会場〈集落の神社〉へ至るまでの雪かきのことの方が話題になりました。

集落の神社は、人家から少し離れた山手にあります。

神主さんをはじめ、集落のみなさんが難なく会場に着けるようにしなければなりません。

で、当日、行事が始まる1時間前に係の者が集合し、雪かきをすることになりました。

 

先程〈午後3時17分〉その打ち合わせから戻って来ました。

ストーブに薪を2本くべた後、このブログ記事を書き始めました。

 

窓の外は暗く、強い北風が吹くたびに杉の枝が揺れ、葉が飛ばされています。

そして、それらの一部が作業小屋の波板に当たったりプレハブの鉄板屋根を叩いたりしています。

正午過ぎにはぼた雪であったものが、いつの間にか細かい雪に変わりました。

時折風が弱くなる時間帯もあり、薪のはぜる音がはっきりと聞こえてきます。

… いったいどれだけの雪が降るのでしょう …

今冬は冬枯れの景色が見られないかも

年末にしては暖かく、穏やかな日でした。

明日の午後から雪が降り、かなり積もるとのこと。

 

終日雪への備えをしました。

午前

・雪かき用の道具
・懐中電灯及び乾電池
・携帯ラジオ及び乾電池
・灯油
・車の燃料
の確認をしました。

※ 雪かきをするとなると、自宅だけではなく、木立にあるプレハブ前、菜園にある物置前もしなければなりません。
それぞれの箇所を車で回り、雪かき用の道具の確認をしました。

午後

・ピーマンの最後の収穫をしました。

※ 5月中旬に植えたピーマン … ずっと元気で実もなっていたのですが、2週間前の雪で萎れてしまいました。
でも、まだ食べられそうな実が20個ほどありましたので、それらを全部捥ぎました。

・薪ストーブの焚き付け用に、木立に落ちている杉の葉と枝を拾い集めました。

※ 昨年、一昨年のように雪が積もらなければその都度拾い集められるのですが、雪が積もるとそれができなくなります。
とくに今回は大雪になるそうですので、当分拾い集められないかもしれません。
下手をすれば根雪となる可能性もあります。
で、2か月分ほどの量を拾い集めました。

 

年末にしては暖かく、風も無い穏やかな日でした。(右上写真)

雪への備えも一通り終わり、木立前に佇みながらひと息ついていると、

ふと

… 今冬は冬枯れの景色を見られないかも …

という思いが脳裡をよぎりました。

あとは誠心誠意やるしかないですな

雨に打たれる木立の木々

「当分屋外作業はできんな」と思いながら、雨に打たれる木立の木々を眺めていると、班長さんが訪ねて来ました。(右写真)

※ 【班長】
私の住んでいる集落では、集落の行事を円滑に運営したり配布物を迅速に届けたりするために、班〈グループ〉が設けられています。
近隣の10軒ぐらいが一〈ひと〉班となっていて、そこのリーダー役が班長です。
訪ねて来たのは、私の所属する班の班長さんでした。

 

次年度の班の活動についての話がひと通り終わった後、

私が、

「ところで … 班長さん、ウチの班が〈集落の〉集会所の掃除をするのはいつでしたっけ? … 今年も残すところあとわずかで、〈掃除〉日が取れないんでは … 。」

と尋ねると、

… … …

班長さん曰く、

「そうやった。すっかり忘れとったわ。 … 他の班がきちんと掃除しとるのに、ウチの班だけしなかったのは問題や。 … 忘れとったって言い訳にもならんしのお。 … … だいぶ遅れてしもうたけど、正月明けたら班員が集まって掃除せんか … 。」

とのこと。

※ 【〈集落の〉集会所の掃除】
班の活動の一つとして、〈集落の〉集会所の掃除があります。
私の所属する班は、12月にすることになっていたのですが、
… … 上記の通りです。

 

とにかく気づいてよかったです。

遅きに失しましたが、あとは誠心誠意やるしかないですな。

暦の上では季節は日毎に春へ

一時期と比べ、暗くなるのが遅くなりました。 2020 12.27 16:10PM 木立前の道路から

予報では今日は曇りのはずでした。

で、地面が乾いた午後に抜根をしようと思いきや … 、

なんと雨が。

それもけっこう大きな雨が。


プレハブに戻り、ストーブの傍でユーチューブを見ていると、うつらうつらの状態に … 。

※ 食後に暖かいところにいると、どうしてもそうなるんですよね。
それで、午後はできるだけ作業をするようにしているのですが … 思うようにいかんもんですな。
そうなったのには、もう一つ原因があります。
今朝3時頃でしたか、飼猫のタロウ君が他の家の猫とけんかをしたらしくバタバタしていて、それで目が覚めたのです。
それ以降眠れず、朝食まで本を読んでいました。
〈睡眠不足ですな〉

 

〈午後〉4時過ぎに雨が上がりましたので、外の空気を吸いたくプレハブから出ました。

木立前の道路を歩くと、薪ストーブの煙突から煙が出ているのが見えました。

そして、その後ろの空がうっすらと茜色に染まっていました。(右上写真)

師走に入った頃と比べ、暗くなるのが遅くなったのを感じました。

冬至が過ぎて一週間 … 暦の上では、季節は日毎に春に向かっています。

 

が、その前に寒い冬を乗り越えないと。

年末年始は大雪になるそうな。

できればその予報も今日同様に外れてくれればよいのですが。

【知的生活:ハマトン著】を再読する

【知的生活】P.G.ハマトン著:渡部昇一・下谷和幸訳 講談社

【知的生活】P.G.ハマトン著:渡部昇一・下谷和幸訳 講談社(右写真)を読みました〈再読〉。

印象に残ったくだりを紹介します。

… 人との交際は、集団生活を送っていく上で、人それぞれに役割と地位があるためにどうしても必要です。しかし、孤独は個人としての生活を維持するために欠かせないものです。個人にとって交際が必要なのは、国にとって貿易が必要なのと同じことです。一方、言わば孤独は国民の家庭生活にあたり、そこで国民はそれぞれの独創性と才能を育むのです。 …
P303

… われわれが短気になるのは、おもに、自分の能力に対するアマチュアらしい不安感からきているのではないかと思います。この不安感には、仕事が完成するのを一刻も早く見たいという激しい焦燥感がつきまといます。 … P314

… 仕事こそ倦怠感に良く効く特効薬だと人は言いますが、着実に、一所懸命に仕事をしていながら、しかも常にひどい倦怠感に苦しんでいる人が大勢いるのです。その仕事が自分で選んだ自分の最も好きな天職であってさえもです。 … P318

… この30年を振り返ってみて、私が本当に無駄に費やしたと思う時間というのは、何か対外的に権威のあるものに汲々としながら従っていた時間だけのような気がします。 … P342

 

前回のブログ記事で紹介した5つのくだりも、上記著書からピックアップしたものです。

若い人向けに書かれた本ですが、高齢者にも十分に通用するような内容です。
〈40年ほど前に一度読んでおり、今回再読しました。〉

とくに定年退職して何かに打ち込みたいと考えている人には、大いに刺激になると思います。

他、

・【フロー体験 喜びの現象学】M.チクセントミハイ著・今村浩明訳:世界思想社
※ 2020.12.17付ブログ記事『今の私の心境に通じるものがあるのかな』参照

・【生きがいについて】神谷美恵子著:みすず書房
※ 2020.1.19付ブログ記事『【生きがいについて:神谷美恵子著】を読む』参照

もお薦めです。