昨晩、父曰く、
「明日雪かきしてほしいんや。 … 今まで〈家の〉玄関前だけは自分の仕事やと思うてずっと雪かきしてきたけど、今回は腰が痛て〈痛くて〉できんのや。」
※ 玄関前はそれほど広くないのですが … やはり歳なんでしょうな。
今までほんとうによくしてくれました。
もちろん今朝私のほうで雪かきをしました。
〈午前〉9時頃、プレハブの近くに住んでいる独り暮らしのおばあちゃん〈80半ば?〉が訪ねて来ました。
手に持っている灯油ストーブのタンクを私に見せながら、
「〇〇さん〈私のこと〉、灯油ストーブ買うたのはよかったけど、タンクのふたの開け方がわからんのや。 … どうすれば開くんかのお … 。」
ネジ式のふたではなく、つまみを引っぱって開ける方式のものでした。
実際に開けて見せ、おばあちゃんにも同じことを2回してもらうと納得して帰って行きました。
午後集落の神社の正月行事があり、始まる直前のことでした。(右上写真)
参加者が祭壇に向かって静かにしていると、後ろの方で音がしました。
振り向くと、おばあちゃん〈独り暮らしで80過ぎ?〉が入ってきたところでした。
集落の一員として参加しなければならない、という強い気持ちから雪の中をてくてく歩いてきたようでした。
父を含めた3人の高齢者の姿が、
そう遠くない将来の自分の姿に見えました。