穏やかな天気。
木立さんが、「来い。来い。」と言っているように聴こえましたので、ひと回りしました。
午前中に回ったのですが、
雪面には、昨日の午後歩いたときの長靴の底の模様がはっきりと残っていました。
※ 雪が降らない状態で氷点下の気温が続くと、そのようになるんですね。
私の住んでいるところでは、めったに見られない現象です。
それだけ今冬は寒いのか?
2種類の動物の足跡も見られました。
一方は、丸いスタンプを押したような足跡で、一列に続いていました。
もう一方は、4個の足跡がひとかたまりになり、それがずっと続いていました。
35㎝の積雪時には動物の足跡は見られませんでした。
積雪も減り〈現在は20㎝〉、天気もよくなったので出てきたんでしょうね。
〈ひょっとして私同様、木立さんに呼ばれたのかも〉
窪地の水たまりが凍っていました。
踏むとバリバリと音がしました。
止められなくなり、次から次へと踏んでいきました。
〈童心に帰ったかな〉
木立から抜け出ると、気持ちのいい青空が … 。
その青空を背景に、山桜が細かい枝をめいっぱいに広げています。
よく見ると、それらの枝一本一本に小さな赤っぽい粒々が … 。
芽! 山桜の芽です。(右上写真)
寒い、寒い、とグチるジイサンをよそ目に、
山桜さんは着々と春の準備を進めているのでした。