難しい時代ですな

木立にある竹チップの山

昨秋木立前にあった竹チップを運んだ方が訪ねて来ました。

※ そのときの様子については、2020 10.17付ブログ記事『神様が休むことを許してくださらない』をご覧ください。

 

「突然伺って申し訳ない。 … 竹チップのことやけど、木立の中にまだ残っとるかの?」

頷くと、

「よかったわ。 … 実は、人から頼まれたんや。 … カブトムシの幼虫欲しいて … 。」

要領を得ずにいると、

「いまコロナ流行っとるやろ。 … で、子どもら外であんまり〈あまり〉遊ばんで、ウチの中にずっとおるらしいんや。 … それで、どういうわけか知らんけど、カブトムシの観察してみようかという子がけっこうおるらしいわ … 。」

納得した旨伝えると、

「ありがとう。 … 近いうちに改めて取りに来るわ。 … そうや、〇〇さん〈私のこと〉、下手に野菜づくりするよりカブトムシの方が儲かるて話や … 。」

と言いながら帰って行きました。

 

木立の竹チップを確認に行きました。

雪もすっかり消え、竹チップの小山が露わになっていました。(右上写真)

… 野菜づくりより儲かる …

なかなかいい話です … が、私には向かないようです。

 

できれば、子どもたちがいつでも木立に入って自由にカブトムシを採集できるようにしたいのですが、

事故のことを考えるとそこまで踏み切れないのです。

難しい時代ですな。

無理なくさせていただいております

鮮やかな炎

煙突掃除を始めようとすると、知人が訪ねて来ました。

※ 上記知人については、2020 8.16付ブログ記事『これでいいじゃないですか』をご覧ください。

知人

「元気やったか。 … 雪続きで外仕事できんけど、毎日何しとる。」

「雪かきをしています。 … それ以外のときは、たいていここ〈プレハブ〉で、本を読んだりネットを見たりしています。」

知人

「そうか。よう似たもんや。ワシんとこはネットないんでテレビ見とるけどな。 … テレビいうたら、コロナで生活困っとる人の番組、よう見るわ。 … つくづくええときに止めた〈定年退職した〉と思うんや。 … そりゃー、細々とした生活しかできんけど、 … よう考えたら、幸せなんかもしれんなあ。 … あとは自分の好きなことして、みんなが喜んでくれれば言うことないわ。」

等々、2時間ほど話すと帰って行きました。

 

その後、煙突掃除をしました。

それが終わると、掃除をしたばかりのストーブの炎(右上写真)を見ながら、知人の言葉を思い返しました。

 

… 自分の好きなことをしてみんなが喜んでくれる …

難しいですな。

で、

… 無理しないでしていることがみんなの役に立っている …

に置き換えて考えてみました。

・集落の世話係〈書記〉
・木立の手入れ及び木立前公道の除草
・イノシシ防護策設置の手伝い

無理なくさせていただいております。

体をいたわらないと

午後、木立で 2021 2.5 14:00PM

午前、歯石取りに歯医者さんに行きました。

治療後、

「ていねいに時間をかけて歯磨きをしているようですね。 … それで、20年間もっているんですよ。 … が、油断するといっぺんに元に戻りますよ。 … お大事に。」

と、お医者さんに言われました。

 

※ 幼い頃より歯磨きを怠り、40歳を過ぎた頃にはほとんどが虫歯でおまけに歯周病もかなり進んでいました。
歯医者さんにこんこんと諭され、それ以降、ていねいに歯磨きをし、歯の不具合がなくても3か月毎に歯医者さんに通うようになりました。
定年退職後は時間に縛られることもなくなり、とくに昼食後の歯磨きに力を入れています。
で、本日、 … それで、20年間もっているんですよ … と、お褒め?の言葉をいただいた次第です。

 

20年間ていねいな姿勢で取り組むとそれなりの結果が出ることを、身を持って知ることとなりました。

では、今後20年間、過去20年間歯にしてきた同様の姿勢で体全体に対して取り組んでいくとどうなるのでしょう。

20年後、 … それで、〈体全体が〉20年間もっているんですよ … ということになりますね。

20年後は84歳。

 

… 〈身も心も〉体全体がそれなりに健康な84歳の未来の自分 …

を想像しながら、午後、木立をひと回りしました。(右上写真)

体をいたわらないと。

春はそこまで来ているようです

みぞれ降る木立前 2021 2.4 4:00PM

午後、ストーブの傍で本を読んでいると、親戚がやって来ました。

買い物をしたついでに寄ってみたとのこと。

いつものごとく果物やお菓子の差し入れ。

車まで行って見送ると、

「今日もひどい荒れ模様やのう。台風並みの風や。 … いつになったら春が来るんかのお。 … まあ、風邪引かんように気ぃつけいやー … 。」

と言いながら帰って行きました。

※ 親戚には風呂用の薪をあげていますので、そのお礼にと、近くに来るたびに何がしかの食べ物を置いていくのです。
自分の薪を割るついでに親戚のぶんも割っていて、労力はそれほど変わらないのですが … とにかく有り難いことです。

 

今日は吹雪になるわ雷が鳴るわの悪天気でしたので、

午前中の晴れ間に木立をひと回りしたきりで、それ以外はほとんど室内にいました。

幸い親戚を見送ったときは、わずかにみぞれが降っているだけで、風は小康状態でした。(右上写真)

 

今冬は、昨年、一昨年に降らなかった雪がまとまって降っているという感じです。

また、風についても、昨秋は一度の台風もなく穏やかな日が続き、その付けが一挙に冬に来たようです。

 

が、なんやかんや言って、暦の上ではもう春です。
〈昨日は立春でした〉

一週間後に、旧暦でいう新春も迎えます。
〈今年は2月12日だそうです〉

春はそこまで来ているようです。

なぜか愛着がわく手作りカレンダー

ネットからプリントアウトしたカレンダー

今年に入り、一か月が過ぎました。

その間、日付や曜日の確認は、プレハブ内に貼ってある一枚の年間カレンダーでしていました。

書き込みができないので不便でした。

妻に自宅で余っているカレンダーの有無を尋ねると、
「きょう日はカレンダーを配っているところなんてほとんどない」
とのつれない返事。

思い当たるふしが … 。

昨年末、近くの金融機関でお金を下したついでに窓口へ行くと、いつもはカレンダーの入った段ボール箱が置いてあるのに … 見当たりませんでした。

行員にカレンダーが欲しい旨伝えると、奥の方から一枚だけ〈前述の年間カレンダー〉持って来ました。

月替わりのカレンダーは、例年車販売店の社長さんが年末に持って来るんですが、今回はそれもありませんでした。

 

今さら百均へ買いに行ってもないでしょうし … 、

ネットで無料でダウンロードできるものがありましたので、それを利用することにしました。
〈いろいろなものがあるんですな〉

2月から12月までのものをそれぞれプリントアウトし、2月のものを一番上に順にホッチキスで束ね、昨年のカレンダーを台紙としました。(右上写真)

月が替わるごとに一枚ずつ剥がしていけば、従来のカレンダーと何ら変わるところがありません。

 

手作りしたカレンダーを見ていると … なぜか愛着がわいてきますな。