木立で作業をしていると、町会長さんがやって来ました。
用件を終えると、木立にある杉(右写真)を見ながら、
「間引きもせずにほったらかしになっていたんで、細て弱そうな木ばっかりやな。 … 来年も今年みたいな雪になったら、またいっぱい折れるなあ。」
「おっしゃる通りです。 … 木材を扱っている親戚に言わせると、下手に建材に使ったら打った釘が浮いてしまうそうです。 … まあ、ケガをしないように10年ほどかけて順に伐採しようと思っています。」
木に詳しい町会長さんが言うんですから間違いないでしょうな。
※ 町会長さんはたくさんの山林を所有し、建築関係の仕事をしています。
でも、もし、太い立派な杉ばかりだったら、私の伐採能力では太刀打ちできないでしょう。
細い〈胸高直径30㎝を超えるものはほとんどありません〉から私でも何とか伐採できるのです。
また、建材にならないようなものばかりだから気兼ねすることなく薪にできるのです。
現在日中のほとんどの時間を過ごしている木立〈0,5ha〉 … 。
8年前に、たまたま私が所有するようになりました。
現場を一度も見ないで決めました。
が、それが今や私にとっては大切な場所 … 。
” 細くて弱そうな建材にならない木 ” であっても、私の薪ストーブと親戚の薪風呂の貴重な燃料となっています。
木立とは何かの縁があるように思っています。