『不動産』が『負動産』にならないように

竹やぶ跡近くの主のいなくなった山林

終日竹やぶ跡で作業をしました。

気温は15℃ほどで、この季節にしては若干低いのですが、体を動かしている分にはちょうどでした。

空気も乾いていましたので、気持ちがよかったです。

とくにノルマもありませんので、自分のペースで作業を進めていきました。

 

竹やぶ近くの山林(右上写真)を見ながらひと休みしているときでした。

ふとその山林の主が最近亡くなったことを思い出しました。

90歳目前で、老衰で亡くなりました。

残ったのは〈高齢の〉奥さんだけ。

山奥にある山林なら心配することはあまりないのですが、集落の中のしかも人家に近い山林となると … 。
〈写真では見えないのですが、実際には真下に人家があります。〉

 

他人事ではありません。

私が、 ” 体の動くうちに ” せっせと木立の手入れをしているのも、そのことが一番気になっているからです。

今日一日中竹やぶ跡で作業していたのも、そのことと大いに関係しているといってもいいでしょう。
〈まあ私の場合、好きでやっている面もけっこうありますが。〉

手入れされていなくて大きな木が人家や道路のそばにある山林は、今やほとんどもらい手がありません。

※ 1本の木を処分するのに〇十万かかる場合もありますからね。

 

かつて価値のあった『不動産』が、いつの間にか『負動産』に。

ホントに他人事ではありませんな。