久しぶりに本を読みました。
【孤独ぎらいのひとり好き】田村セツコ著:興陽堂(右写真)です。
以下、印象に残ったくだりを紹介します。
… 孤独のいいところは、静かに落ち着くってとこです。 … … 静かな自分だけの時間、自分を深めていけるのはとても贅沢なことです。 … P26
… … 考え方がポジティヴで、自分の道は自分で決めます。 …
P76
… 老人って、図書館を一つ持っているようなものだって話があります。それにご本人が気づかないと、孤独だと思うかもしれないけど、自分の中のすばらしい宝物に気づけば、孤独とは言えないと思うんです。 …P117
… 基本は、自分で自分の面倒を見て、孤独に負けない自分を作ること。ひとりの時間を贅沢にたのしめたら、最強ですよね。
だから、ひとりひとりが、本を読むとか絵を描くとか、孤独な時間をたのしめるものを見つけることよね。 … P130
… ノートに記録するっていうのが、自分の手で鉛筆やボールペンでしこしこ書くことが後で絶対プラスになると思うんです。 … … とにかく手を動かして書くってことは絶対あとでプラスになると思います。 … P140~141
… パンのはじっこをかじりながら、キャンバスに向かい、一生懸命絵を描いていた、絵の具と筆とキャンバス、それさえあれば、じつは、とても幸せだった!! と思えるのです。 …P152
… 何かに夢中になるって言うか、興味を持っているものがあると強いのよね。 … P184
筆者〈田中氏〉は、若い頃に「愚痴は言いません。後悔しません。経済的負担をかけません」と親に誓いを立て、勤めを辞めてイラストレーターの道を歩み始められたようです。
P178より
その芯の強さが、〈表現はやさしくやわらかくとも〉文面からひしひしと伝わってきました。
退職後無所属の時間の中で過ごすようになり、とくに組織に属さずに人生を歩んで来られた方の言葉に引かれるようになりました。
私が今後生きていく上で、参考になること多々あり。
最近なぜかしら読書から遠ざかっています。
〈以前読書に費やしていた時間がほとんどユーチューブに〉
… まあ、そのうちに戻ると思いますが … 。