自分の手で作物を育てるのは楽しい

今日買ってきたはつか大根といんげんの種

天気予報が言っていたように、午後5時過ぎから雨足が強くなってきました。

この状態が明日の午前中まで続くとのこと。

 

買い物に行く予定を一日繰り上げたのは正解でした。

雨が降る前にと、今日の午前中に買い物を済ませました。

※ 雨が降るのがわかっていて、わざわざ買い物に行く必要はないですからね。
無所属の時間の中にいると、自由に時間のやり繰りができます。
勤め人の頃は計画に合わせて仕事を進めるのが常でしたが、今はむしろ天候に合わせて行動しているという感じですな。

 

はつか大根といんげんの種(右上写真)も買い、帰って来るとすぐに植えました。

植え終わってから6時間ほど経ちましたが、

今、雨に濡れるはつか大根といんげんの畝を窓外に見ながら、収穫時のことを想像しています。

どちらも大豊作になった光景を … 。

【はつか大根】〈正式には紅白はつか大根〉
時期は6月下旬
紅白に分かれて色づく小型のきれいな大根
サラダ、一夜漬け、酢漬けなどに

【いんげん】〈正式にはやわらかいんげん〉
時期は7月下旬
すじなし、丸さやのやわらかいいんげん
天ぷらもいいけど、茹でたての熱々にしょう油、マヨネーズなどをかけて食べると絶品。

 

皮算用だったかな?

結果はともかく、いろいろと思いを巡らしながら自分の手で作物を育てていくってホントに楽しいですな。

うまい具合にいかないイチゴづくり

今日の収穫〈4回目〉 … もう一日待てばもっと色付いて甘くなるのですが

先日、灰を撒いた畑にイチゴを植えたために、実が少ししかつかなかった話をしました。

※ その詳細については、5.15付『ボールに山盛りのイチゴを目指して』をご覧ください。

 

今日の夕方、4回目の収穫をしました。(右写真)

もう一日待つと、もっと色付いて甘くなるにもかかわらず … 。

明日まで待つと、ナメクジとアリに食べられる率がぐっと高まるからです。

1回目、2回目の収穫時はそうでもありませんでした。

真赤に色付いたイチゴが収穫できました。
〈一回につき15個前後収穫しています〉

家へ持って帰ると大評判でした。

が、3回目の収穫時になると、真赤なものはほとんどナメクジとアリに食べられていました。
〈ナメクジもアリもイチゴのおいしさを学習したんでしょうな〉

で、ナメクジとアリに食べられる前にと、真赤になっていなくても採ることにしました。
〈それでもお店に売っているものよりずっと甘いのです〉

※ ナメクジとアリが食べたものは、採った時点でナメクジとアリを吹き払い、食べられてえぐられた部分を取り除いて私が食べています。
被害にあわなかったものを家に持ち帰っています。

 

ただでさえ実が少なかった上に、今度は害虫被害にあい、収穫量がますます減る始末 … 。

イチゴづくり、うまい具合にいきませんな。

【孤独ぎらいのひとり好き】を読んで

【孤独ぎらいのひとり好き】田村セツコ著:興陽堂

久しぶりに本を読みました。

【孤独ぎらいのひとり好き】田村セツコ著:興陽堂(右写真)です。

以下、印象に残ったくだりを紹介します。

 

… 孤独のいいところは、静かに落ち着くってとこです。 … … 静かな自分だけの時間、自分を深めていけるのはとても贅沢なことです。 … P26

… … 考え方がポジティヴで、自分の道は自分で決めます。 …
P76

… 老人って、図書館を一つ持っているようなものだって話があります。それにご本人が気づかないと、孤独だと思うかもしれないけど、自分の中のすばらしい宝物に気づけば、孤独とは言えないと思うんです。 …P117

… 基本は、自分で自分の面倒を見て、孤独に負けない自分を作ること。ひとりの時間を贅沢にたのしめたら、最強ですよね。
だから、ひとりひとりが、本を読むとか絵を描くとか、孤独な時間をたのしめるものを見つけることよね。 … P130

… ノートに記録するっていうのが、自分の手で鉛筆やボールペンでしこしこ書くことが後で絶対プラスになると思うんです。 … … とにかく手を動かして書くってことは絶対あとでプラスになると思います。 … P140~141

… パンのはじっこをかじりながら、キャンバスに向かい、一生懸命絵を描いていた、絵の具と筆とキャンバス、それさえあれば、じつは、とても幸せだった!! と思えるのです。 …P152

… 何かに夢中になるって言うか、興味を持っているものがあると強いのよね。 … P184

 

筆者〈田中氏〉は、若い頃に「愚痴は言いません。後悔しません。経済的負担をかけません」と親に誓いを立て、勤めを辞めてイラストレーターの道を歩み始められたようです。
P178より

その芯の強さが、〈表現はやさしくやわらかくとも〉文面からひしひしと伝わってきました。

退職後無所属の時間の中で過ごすようになり、とくに組織に属さずに人生を歩んで来られた方の言葉に引かれるようになりました。

私が今後生きていく上で、参考になること多々あり。

 

最近なぜかしら読書から遠ざかっています。
〈以前読書に費やしていた時間がほとんどユーチューブに〉

… まあ、そのうちに戻ると思いますが … 。

無所属の時間を満喫したかったろうに

雨の木立前 … 2021 5.17 5:00PM

昨日今日とずっと雨続きでした。(右写真)

で、屋内で体を動かさないでいる時間が長くなると、

どうしても頭でっかちになり、考えたり思い出にふけったりすることが多くなるものです。

とくに今日がそうでした。

最近亡くなった友人、知人のことを考えていました。

 

今年の2月に、中学校のときの一歳年上の先輩と勤めが同じだったこれまた一歳年上の先輩が亡くなりました。

※ その詳細については、2.17付ブログ記事『どうしてこんなにも早くお迎えに?』をご覧ください。

4月には、妻の従兄〈私と同い年〉が亡くなりました。

※ その詳細については、4.8付ブログ記事『ほんとうに好きなことができたんか?』をご覧ください。

5月に入ると、今度は同じ集落に生まれ育った同級生が亡くなりました。

今年になって立て続けに4人が亡くなったわけです。

彼らは〈私もそうですが〉、保育園から勤めを終えるまで何らかの組織に所属し、〈今思うと〉窮屈な時間の中で生きてきました。

窮屈な時間の外で生きることをほとんど味わうこともなく、亡くなってしまいました。

 

窮屈な時間の外で生きることをもっともっと味わい、無所属の時間を満喫したかったろうに … 。

そして、そこで生来の持ち味やよさを思いっ切り発揮したかったろうに … 。

… 残念無念 … さびしい限りです …

デイサービスで少しでも元気に

雨で元気になったサツマイモの苗

久しぶりの雨で、サツマイモの苗が息を吹き返したように元気になりました。(右写真)

それを見ていて、10日ほど前のデイサービスのことを思い出しました。

 

親戚は、老夫婦とその長男の3人暮らしです。
〈よく薪風呂用の薪を取りに来る親戚〉

そこの主〈93歳〉ですが、2年ほど前から急に衰え出しました。

今では、無表情でいることも多く、言葉を発することもほとんどありません。

体力の面でも、一人で入浴できないくらいに衰弱してしまいました。

 

で、デイサービスを受けるための面談を親戚の家ですることになりました。

が、ちょうどその日にそこの長男に急用ができ、私が代わりに面談に立ち会うことになりました。

役所とデイサービスの施設から職員がそれぞれ一人ずついらっしゃいました。

こちらは、〈親戚の〉主と奥さんと私。

職員から、食事、トイレ、入浴、家での様子 … … 等、細かい質問がなされ、それに対して奥さんが一つ一つていねいに答えていました。

私は、ただ後ろでそのやり取りを聞いていただけでした。
〈ホントに立会ですな〉

結局、週に一回デイサービスの施設で過ごすことに決まりました。

 

主は若い頃から積極的に考えたり動いたりし、常に健全な生活を心掛けていました。

… 寄る年波には勝てないのか …

 

デイサービスで少しでも元気を取り戻すことを願っている次第です。