木立の中から丸太を運び出していると、集落の世話係の人がやって来ました。
〈私も世話係の1人〉
「蒸し暑いのにご苦労さん。 … 今日の夕方のお宮さんの催し物の件やけど、ひょっとしたらワシ、出られんかもしれんわ。 … 〈午後〉4時から2回目のコロナワクチン接種や。急いで帰って来るつもりやけど、間に合わん可能性大や … 。」
「わかりました。 … その旨町会長さんに伝えておきます。 … 2回目のワクチンはたいへんだと聞いております。お大事にしてください。」
彼〈世話係〉は木立前の畑を見回し、
「そこのオクラやけど、もう食べごろや。いつまでも放っておくと硬なるわ。すぐに捥いだほうがええわ。」
「アンタ、サツマイモいつ植えたんや。 〈私が5月中ごろと答えると〉 それにしては葉っぱ小さいし、数も少ないわ。(右上写真) … たぶん肥料不足や。 … 苗と苗の間に穴開けて一握りの『888』〈化学肥料〉でも入れればどうや。 … 明後日から梅雨本番らしいし、今入れとけば効くと思うわ … 。」
「あそこのトマト、ええのに育っとるな。 … 世話の仕方いろいろあるんやけど、アンタのやり方の場合、今の支柱では短か過ぎて足りんわ。 … 倍の長さの支柱にしてやらんとな … 。」
と、矢継ぎ早に言って帰って行きました。
ホントにありがたいご指摘でした。