心地よい疲れに包まれた夕べのひと時

午後木立前の草刈りをしました

朝まで降っていた雨も、〈午前〉8時過ぎに上がりました。

午前中は畑の草むしりを、午後は木立前の草刈りをしました。(右写真)

日射しがなくとも気温も湿度も高いので汗ぐっしょり。

自宅に戻って水風呂に浸かり、出直すことにしました。

 

水風呂と言っても、昨晩の残り湯ですが … 。

残り湯にお湯を足してから浸かりました。
〈真夏ならそのまま浸かるのですが、この時期はまだ少し冷たいですな。〉

10分ぐらい浸かっていたでしょうか。

浴槽から上がり、シャワーで汚れを落としたあと体を拭くと、

洗濯したての下着、薄手の綿の作業ズボンにこれまた綿の半袖作業衣を着て

再びプレハブに。

 

ブログ記事の下書きをすべくパソコンに向かうと、

キーボードを打つべき手はアイスコーヒーの入ったコップをいつまでも持ったまま。

そして、目は、パソコン画面でなく、ずっと窓外の景色に。

1mほどにまで伸びたヒマワリ、棚を少しずつ這い上がってきたアサガオ、鈴なりの青い実を付けた小玉トマト … … 。

時折聞こえる小鳥の鳴き声 … 。

薄手の作業衣を通して私の体に触れてくるエアコンの乾いた空気 … 。

心地よい疲れも手伝いいつしか瞼が … 

ふと時計を見ると、針は〈午後〉6時を回っていました。

 

梅雨が終わろうとしている頃の

〈換言すると〉

真夏を迎えようとしている頃の

夕べのひと時でした。

【そして、人生はつづく】川本三郎著 を読む

【そして、人生は続く】川本三郎著:平凡社

終日雨。

【そして、人生はつづく】川本三郎著:平凡社(右写真)を読み終わったところです。

印象に残ったくだりを紹介します。

 

… 自分の人生も限られていること。それまでに何が出来るのか。何をしたいのか。終わりを見据えて、逆算して生きてゆくことが大事になる。時間が限られてきているから、物事に優先順位をつけてゆかざるを得ない。 … P68

… 日本にやって来たキリスト教の宣教師は、「聖書」の「愛」をどう訳したらいいか苦労した。ようやく考えたのは「大切」だった。坂口安吾の「恋愛論」にそうある。 … P111

… 下町に生まれ育った大西さん〈写真家〉は徹底して東京の小さな町を撮り続けている。海外になどまず行かない。大自然や秘境とも無縁。町場のありふれた日常風景にカメラを向ける。身近な町を見続けることで普遍へ近づこうとする。 … … まず普通の人間なら汚いと無視してしまう風景のなかに、静かな寂しい美しさを見出してゆく。
… P208

… 書名〈そして、人生はつづく〉は、イラン映画、アッバス・キアロスタミ監督の「そして人生はつづく」に倣った。1990年、イラン北部を襲った大地震のあと、監督自身が大きな被害を受けた村を訪ねてゆくドキュメンタリー風作品。どんなに悲劇に遭ったとしても生き残った者は、昨日と同じように今日も生きてゆかなければならないという切実な思いがこの言葉にはこめられている。 … P278

… 頭の中にはともかく、暮らしのなかには修羅を持ちこまないこと。静かな生活を心がけること。 … P279

… ずっと元気に仕事をしていたいとは思う。同時に、あるところで隠棲したいとも思う。そんな時は、静かな小さな町に住みたい。
… P280

 

当ブログ記事で川本氏の著書を紹介するのは2度目。
〈1度目は、2019.2.11付[『半歩遅れの読書術』が川本三郎氏にも] にて〉

氏の文章では、 ” 静かな ” という言葉がよく散見されます。

散見されるだけでなく、文章全体に ” 静かな雰囲気 ” が漂っています。

で、読んでいるこちらの方も、” 静かな気持ち ” になってきます。

氏同様、私も静かな生活を心がけていきたいと思っています。

100本ほどのインゲンを収穫しました

13㎝前後の長さのインゲンが100本ほど穫れました

終日曇りの予報が外れ、けっこうな雨が。

晴れ間をぬってインゲンを植えてある畝近くを歩いていると、

食べ頃のインゲンがぶら下がっているではありませんか。

しゃがんでインゲンの枝葉の内側を覗き込んでみると、あるわあるわ、いっぱいあるではありませんか。

10本ほど試食することにしました。

 

鍋に水と少しの塩を入れて沸騰させました。

そこにへたを切り取ったインゲンを入れ、2分間ほど茹でました。

黄緑色のインゲンが鮮やかな緑色に変わりました。

鍋から取り出し、アジシオを振って口に入れました。

正午に近かったせいもあってか、10本ほどのインゲンは瞬時に胃袋に収まりました。

 

午後、雨が止んでいる時間帯にインゲンを収穫しました。

13㎝前後の長さのものが100本ほど穫れました。(右上写真)

今晩、家族でおいしくいただきたいと思っています。

自然の恵みに感謝するばかりです。

 

【追伸】
午前に2回目のコロナワクチン接種に行ってきました。
〈接種した〉左腕がほんの少しだるいかなという感じです。
気分や体調はいつもと同じです。
インゲンの収穫時は、コロナワクチン接種をしたことを忘れていたくらいですから。
最近都会では感染者が増え出したとのこと。
生活が脅かされている方も多々いらっしゃるようです。
一日も早い終息を願う次第です。

いくつになっても日々精進ですな

傾斜約60度、斜面の長さ約1,1mの法面…60mに渡ってあります。〈用水路の左側の法面です〉

明け方まで降っていた雨も何とか上がりました。

〈午前〉8時過ぎから畔草刈りの続きをしました。

※ 一昨日取りかかったのですが、昨日は終日雨でできなく、今日続きをした次第です。

 

最も難しい箇所の草刈りをしました。

傾斜約60度、斜面の長さ約1,1mの法面が60mに渡ってあります。(右上写真)

ふつうは法面の上から下に向かって草を刈り落とします。

… が、〈写真のように〉法面の下に用水路が流れている場合、そのようにすると用水路が詰まってしまいます。

で、下から上に向かって刈ることになります。

草刈機の刃で草を掬うようにして刈っていくのです。

うまくやれば刈った草を法面の上の方まで持っていくことができます。

下手をすると、用水路に落としてしまいます。

たとえ落としてしまったとしても、用水路が詰まるほどの量でなければ問題はありません。

たくさん落とした場合は、用水路から拾い上げなければなりません。

※ 5月に刈ったときはけっこう落としてしまい、レーキで草を拾い上げました。

 

幸いにも今回は拾い上げなければならないほどの量の草を落とすことはありませんでした。

「草刈り … 以前と比べて上手になったかな。」

そう思うと、何だかうれしい気持ちに … 。

いくつになっても日々精進ですな。

雨で急に大きくなった花と野菜

雨で急に大きくなった花と野菜

雨が降ったり止んだり。

〈昨日の〉畔草刈りの続きをしようと外に出るたびに雨が降り出す始末。

で、畔草刈りは諦めました。

 

一昨日からの雨で花や野菜が急に大きくなりましたので(右上写真)、晴れ間を縫ってそれらの手入れをすることにしました。

 

・アサガオ
つるが伸びてきましたので、棚に張ってあるひもに引っ掛けました。
〈一番長いつるで70㎝ほどかな〉

・ヒマワリ
3日前に茎をひもで支柱に結わえたのに、茎がぐんと伸びたために再度結わえ直しました。

・シシトウ
風が強かったのか、雨足が強かったのか、枝が一本折れていました。
支柱を数本新たに立て、折れそうな枝を結わえていきました。

・ピーマン
今日はとくに手入れなし。
6個捥いで、昼食の焼きそばに入れました。
穫れたての味はもう言うことなし。

・インゲン
今日はとくに手入れなし。
さやが10㎝近くまで伸びてきました。
来週あたりから収穫かな。

・トマト
茎が一段と伸びたので〈茎の〉先の方を支柱に新たに結わえつけました。
色付いてきた実もあり、放置しておくとカラスやタヌキなどに食べられてしまうおそれがあります。
彼ら〈彼女ら〉は一度味を覚えると次々にやって来ますので、それらを〈5個ほどでしたが〉私が穫って食べました。
お店にある真赤なものより甘いですな。
近いうちにネットを張ります。