あくまでターゲットはリスボンレモン

もういつでもレモンが植えられるまでになりました

チェーンブロックを購入し、抜根に取りかかったのは、2週間ほど前。

それから18株の切株を抜き、整地し、丸太の土留めを設置しました。

のべ50時間ほどかかりました。

※ 広さは、幅約2,7m 長さ約20m。
作業者は私一人。
重機は使っていません。
主にスコップと鍬で作業をしました。
ツルハシを使うほどの固い地面でなく、しかも瓦礫がほとんどなかったのが幸いでした。

もういつでもレモンが植えられるまでになりました。(右上写真)

 

作業が終わったのは〈午後〉4時頃。

スッキリした地面を眺めながら成就感に浸っていると、道路脇に車が止まりました。

隣家の主でした。

〈抜根跡地の様子を見て〉おお、ええのになったのお。ホントにお疲れさんやった。 … ワシ、いま〇〇のホームセンター行って来たとこや。 … アンタここにレモン植える言うとったけど、レモンの苗木もようあったわ。一回見に行った方がええわ … 。」

「わざわざありがとうございます。 … もういつでも植えられる状態になりましたので、明日にでも見に行ってきます。」

 

グッドタイミングでした。

確かに今頃から11月上旬までがいろいろな苗木が出回る時期。

ホームセンターに行くのはいいけど、目移りして余計な苗木を買いそう。

あくまでターゲットはリスボンレモン。

心して行かないと。

自分で考えるしかないですな

のこぎり鎌で杉の皮を剝ぎました

抜根跡地の整理の続きをしました。

土留めに使う杉の丸太が足りなくなりましたので、木立に積んであった杉を運び出し、皮を剝いで使うことにしました。(右写真)

※ 皮が付いたまま土留めにすると腐食が早まります。

 

で、道路の傍で作業をしていると、今日も声かけをしてきた人が … 。

顔を上げると、この夏に定年退職した集落の男でした。

※ 彼については、8.24付ブログ記事『とことん好きなことしたらええわ』で、一度紹介しています。

「相変わらず精が出ますね。 … 切株は全部抜くわ、今度は杉の皮を剝いで土留めにするわで、何でも屋さんですね。 … かつてのお仕事とはまったく別のことを次から次へと … … ホントに驚きです。」

「そうか。 … 好きやからしとるんや。 … これだけやれるいうことはやっぱり性に合うとるんやろな。 … ところで、何かいい仕事は見つかったんか?」

「半日アルバイトめいたものをし、あとの半日は自分や家のことをしようと思っているのですが、いいアルバイトがなかなか見つからなくて。 … あっ、また、仕事の邪魔をしてすみません。 … これから親戚の手伝いに行きますんで。」

と言いながら、去って行きました。

 

ほやほやの定年退職1年生。

同じ1年生でも学校なら先生がいるけど、退職の場合はいません。

自分で考えるしかないですな。

道路の傍ゆえにみなさんからいろいろと

抜根跡地の整理の続きをしました

思っていたより早く雨が上がりましたので、抜根跡地の整理の続きをしました。(右写真)

〈右写真のように〉道路の傍にありますので、みなさんいろいろと声をかけてくださいます。

今日は3人から声かけをしてもらいました。

 

木立近くの家に出入りしている営業マンより

「近くの家に仕事でよく来ている者です。 … 来るたびに木立の様子を見させてもらっています。 … とくに山桜の周辺ではキャンプができそうで、私にもこんな場所があったらなあといつも思っているんです。 … でも、これだけ広いと手入れがたいへんでしょうね … 。」

隣家の主より

「大工事やな。 … 何の畑にするつもりや。 …〈リスボンレモンを植える旨伝えると〉そうか、そりゃーええわ。 … そやけど、寒なったら囲いをしてやらんと。 … ワシんとこの〈温州〉みかんみたいに育ったらええなあ。 … 楽しみや … 。」

隣の集落の知人より

「久しぶりにここ通ったんやけど、根っこがなくなってしもうたのお。 … で、次は何するつもりや。 … 〈レモンのことを話すと〉知り合いに柚子植えとるのおるけど、柚子とレモンは仲間やろ。 … 黄色い実がいっぱいなったら見栄えがするわ。 … おまけにいろんな料理に使えるし。 … それに鳥もあんまり来んしな … 。」

 

前向きなご意見 … 有り難いことです。

今シーズン初めての薪ストーブ

今シーズン初めて薪ストーブを焚きました

昨日の午前までの暑さは何だったのか。

伐採跡地を整理していたときに汗だくになったのが嘘のよう … 。

午後から雨が降り出すと、気温も下がり始め、帰宅する頃には肌寒いくらいでした。

 

今朝もそれが続き、プレハブに着いてからも一向に気温が上がらず〈室温17℃〉、作業着の上にジャージを羽織りました。

が、それでも寒かったので薪ストーブを焚きました。

今シーズン初めての薪ストーブとなりました。(右上写真)

鉄瓶で湯を沸かしてコーヒーを飲むと、体がいっぺんに温まりました。

コーヒーを飲み終わると、小雨の中、傘をさして木立を回りました。

急な寒さで落葉が早まったのか、雨天にもかかわらず、木立の中が明るくなったように感じられました。

本格的な秋の訪れか … 。

 

プレハブに戻り、ネットで枝打ちはしごの登り方や安全帯の使い方を調べていると知人が訪ねて来ました。

彼〈知人〉は、この春に雇用延長を終え、今やフリーの身。

時間の経つのも忘れて、近況や今後の過ごし方などについて語り合いました。

帰り際、

「今日はよう話ができて楽しかったわ。 … これからだんだん寒なって薪ストーブの出番やな。 … また、ちょくちょく遊びに来るわ … 。」

 

大歓迎です!

今シーズンの薪はふんだんに準備してあります。

今度は、サツマイモやピーマンなどを焼いて食べましょう。

子孫にとって『有難迷惑』にならないよう

抜根跡地を均して整理している最中です

昨日より抜根跡地の整理に取りかかりました。(右写真)

今日その続きをしました。
〈午後3時過ぎに雨が降り出しましたので止めました〉

明日も続きをしたいところですが、終日雨とのこと。

整理し終わるのに少なくともまだ丸3日はかかりそうです。

 

で、整理し終わった後どうするかって?

4m間隔で5本のリスボンレモンを植えます。

※ リスボンレモンを植える主な理由については、9.20付ブログ記事『レモンロード or 檸檬〈れもん〉の道』をご覧ください。

ほか、
鳥害に遭う率が低くいのでネットを張る必要がないことや
木が伸びても4mぐらいまでなので、電線に触れる心配がないことも、
リスボンレモンを植えようと思っている理由です。

 

残るは、木が大きく成長した際に、枝が道路にはみ出ないようにすることです〈右上写真をご覧のようにすぐ横に道路が走っています〉

リスボンレモンの枝はいったいどれくらいまで張るのか?

成長した木をネットで見た限りでは2mほどに見えました。

で、50㎝の余裕を持って、道路から2m50㎝奥まったところに苗木を植えることにしました。

 

集落には〈私の家も含めて〉、ご先祖様の植えた木の後始末に困っている人がけっこう見受けられます。

今度私が植えようとしている木が、
子孫にとって『有難迷惑』にならないよう切に願う次第です。