前回、今年から年賀状のやり取りを止めた旨お伝えしました。
が、自宅に帰ると、年賀状が届いているではありませんか。
… … …
「昨年ちゃんとお知らせしたんだから、返事は出さなくていいだろう。」
「いや、せっかくくださったんだから、知らん顔もできんだろう。」
と、二つの思いが頭の中を行ったり来たりしました。
ひと晩思案しました。
結局、返事を書くことに … 今年を最後にするという文言を書き添えて。
朝早くに近くのコンビニに、年賀状が残っているか確認しました。
インクジェット用のは売り切れたけど、ふつうのは少し残っているとのことでした。
30枚買ってきて、すぐに裏面を印刷しました。
〈昨年の内容の年号と干支の箇所を変えただけ〉
表面の宛先は、30枚足らずでしたので、送られてきた年賀状の住所を見ながら手書きしました。
我ながら拙い字だなあと思いつつ、一字一字気持ちを込めて書きました。
書いているうちに、
楽しかった … 教えていただいた … お世話になった … etc.
かつて差出人といっしょに仕事をしたり旅行に行ったりしたことなどが、次々と思い出され、懐かしく、感謝の念が涌き上がってきました。
年賀状のやり取りがなくても、
… みなさんのおかげで今の自分がある …
ことを忘れずに生きていきたい。
*右上写真は、木立の全景です。