父を見ていて、自分もその年齢になったら真似たい点がいくつかある。
その中の一つが読書である。
満90歳の父は、この季節、たいてい自宅でテレビを見ている。
が、時たま本を読んでいることもある。
ほとんどが近くの図書館から借りてきた『時代物』である。
私の趣味と異なるが、その年齢での ” 本を読もうという意欲 ” には驚かされる。
私こと
今日は訪ねて来る人もなく、久しぶりにじっくりと本を読んだ。
現在読んでいるのは、【明治という国家】司馬遼太郎著〈日本放送出版協会〉である。
〈再読です。読了後、当ブログ記事にて紹介します。〉
平成元年12月10日に買った旨記されているから、一度目は少なくとも30年以上前に読んでいることになる。
どうりで至るところ赤線が引いてある割には覚えていないわけだ。
初めて読むような新鮮な気持ちで読んでいる。
わからない箇所があると、日本史事典を繰ったり、ネットで調べたりしながら読み進めている。
テストを受けるわけでもなく、レポートにまとめるわけでもないのに。
いくつになっても、今まで知らなかったことを知ることができるというのは、楽しくてうれしい。
25年後〈私が90歳になったとき〉も本を読んでいるやろか?
【追伸】
腰痛を防ぐべく読書の合間に木立回りをしました。(右上写真)