明け方に雨も上がりましたので、木立にある切株を抜くことにしました。
久しぶりのチェーンブロックでの抜根ですので、まずは小さくて簡単に抜けそうな切株から … ということで、根元が径10㎝ほどの栗の切株を選びました。
三脚を設置し、切株から張っている根っこの付け根にワイヤーローブを引っ掛けてチェーンブロックの鉤につなげました。
チェーンブロックを操作すると、切株の周りの地面〈切株を中心にして半径50㎝ぐらいかな〉が徐々に盛り上がってきました。
… が、一向に抜ける気配なし。
根っこに付いている土を取り除いてみると、何と栗の根っこが山桜の根っこに絡んでいるではありませんか。(右上写真)
どうりで抜けないわけです。
栗の根っこを切りました。
〈山桜は生きていますので、根っこを切るわけにはいきません。〉
実は、今日抜根した栗は8年前に私が植えたものです。
植樹に関する知識がなく、山桜から2mほどしか離れていないところに栗の苗木を植えたのです。
が、4年ほどで根元径10㎝、高さ4mほどまでに成長しました。
山桜との両立は難しく、また、植え替えるにはあまりにも大きくなり過ぎていましたので、泣く泣く伐ったという次第です。
で、栗の根っこを切ったとき、ふとかつてのことを思い出したのです。
栗にはホントに申し訳ないことをしました。