昨日に続き、今日も抜根。
栗と椿の抜根を終え、松の抜根に取りかかりました。
その松は、私が木立を所有した頃〈10年ほど前〉、すでに立ち枯れていました。
※ 根元径が40㎝ぐらいありますので、葉っぱが青々としていた頃は堂々とした立派な松だったと思われます。
〈ちなみに高さは15mほど〉
で、5年ほど前の冬に猛吹雪により倒れて根元部分だけが残り、今ではその大半が腐食状態でした。
鍬の先でつつくと腐食した箇所がポロポロと崩れ落ち、最後に直径10㎝ほどの芯のようなものだけが残りました。
足で押してみたのですが、ビクともしませんでした。
土を取り除き、根元から出ている根っこの付け根にワイヤーロープを結わえ、チェーンブロックで引っ張ってみました。
が、これまたうんともすんとも言わず。
力を入れて引っ張れば引っ張るほど、三脚の脚が地面にめり込み、ワイヤーロープが根っこの付け根に喰い込む始末 … 。
ワイヤーロープにいたっては外れなくなってしまいました。
結局、根元から出ていた4本の太い根っこをチェンソーで切り離し、それぞれ1本ずつチェーンブロックで引き抜きました。
最後に根株本体を引き抜いたとき、何とその下には長径25㎝、短径15㎝ほどの根っこがくっ付いていました。(右上写真)
どうりで抜けなかったわけです。
” 腐っても根っこ ” かな。