寒い!
朝から気温がほとんど変わらず、最高気温7℃といったところか。
寒の戻りですな。(右写真)
外はずっと雨風状態で出る気になれず、プレハブ内で旧暦に関する本を読んでいると、
『毎年よ彼岸の入りに寒いのは』
の俳句が目に入ってきました。
彼岸入り?
まず、彼岸とは、春分、秋分の日を中日として、その前後7日間をいいます。
俳諧ではとくに春の彼岸をいうそうです。〈広辞苑第六版より〉
今年の春分の日は3月21日 … その前後7日間となると、3月18日から3月24日までが彼岸期間となります。
で、彼岸入りは3月18日となり、今日がまさにその日に当たります。
〈ちなみに3月24日は彼岸明け〉
季節の節目をぴったりとらえた〈上記の〉俳句が気になりましたので、ネットで調べてみました。
以下、ネット【きんくんの閑談R‐ 楽天ブログ】より
… 明治26〈1893〉年3月に、正岡子規が母に「彼岸というのに、寒いね」とつぶやくと、母は、「毎年よ、彼岸の入りに寒いのは」と答えたそうです。
そのとき、子規は、母の答えが五七五になっていることに気づき、子規は、そのまま一句にしたとのことです。 …
寒さゆえに新たに一句を知ることとなりました。
今後、この季節を迎えるたびに 子規の『毎年よ … … 』の句を思い出すことでしょう。