ぜいたくな話

親戚からもらったネギ

昨日の台風並みの雨風が嘘のよう。

〈季節がかなりずれていますが〉
台風一過を思わせるような好天の中、集落一斉清掃が無事終了しました。

※ 例年この時期に行われる一斉清掃では、集落の水路の水がスムーズに流れることを目的とし、スコップや鍬で水路のゴミを取り除いたり泥を掻き上げたりしています。
いよいよ米づくりや野菜づくりが本格的に始まります。

 

午後は集落の世話係と有志で、水路の確認と点検をして回りました。

終わったのは3時頃。

プレハブに戻ってひと休みしていると、親戚がやって来ました。

「急に畑を整備することになって、ネギを全部引っこ抜いたんや。で、ウチだけでは食べ切れんし、知り合いに配り回っとるんや。 … 頼む、もろうてくれや。」

と言うと、そそくさと帰って行きました。

二つの大きな容器に、直径3㎝はあろうかと思うほどの立派なネギが詰まっていました。(右上写真)

すぐに自宅に持って行き、居合わせた両親に

「今、親戚にもろうたんや。 … こん〈これ〉だけもウチで食べられんし、誰か欲しい人にやってくれいや … 。」

と、親戚とよく似たことを言ってプレハブに戻りました。

 

ちょうど集落の人が訪ねて来てあれこれ話していると、

「今年はネギがよう穫れた。 … どうや、いらんか?」

… … …

丁重にお断りするしかありませんでした。

ぜいたくな話ですな。