何かお返しできるものをつくり上げないと

いただいた3本の立派なタケノコ

木立をひと回りした後、先日の野焼きで残った灰をふるいにかけようと思いきや、強風でできない始末。

おまけに北風で寒く、しばらくすると雨が降りそうな有様。

短時間でも外でできることはないかと思案していると、木立前で軽トラが止まり、男の人が降りて来ました。

20日ほど前に、もみじの苗木の件で声をかけてきた集落の知人でした。

※ もみじの苗木の件については、4.11付ブログ記事『建設的なご意見やご指導をいただき感謝』をご覧ください。

 

「おはよう。 … どうや、今すぐもみじの苗木を持って来ようか。」

「ありがとうございます。せっかくですが、まだ植える場所を決めていないんです。」

「そうか。 … そんなら決めた時点で苗木を取りに来いや。いつでも準備できるわ。 … あっ、今、タケノコ掘ってきたとこ〈ろ〉や。」

軽トラの荷台を覗くと、20本ほどの立派なタケノコが積まれていました。

「みんなに配りに行くんや。 … あんたにもあげるわ。」

と、大きいものから順に3本置いていきました。(右上写真)

 

彼が去った後、タケノコを見ながら、

… 孟宗竹の管理が困難ゆえに3年前にすべてを伐採した自分 … なのに他人の努力による果実のみをいただいている … 楽をして、もらってばかり … 何かお返しできるものをつくり上げていかないと …

と、思ったのでした。

どうかエンジンが焼けていませんように

レモンの木の周りの草刈りもしました

今シーズン初めての草刈機を使っての除草。

物置から草刈機を引っぱり出してきました。

燃料タンクを見ると、少し燃料が残っていました。

で、手元にあった燃料をタンクに注ぎ、満タンにしました。

スイッチを入れてエンジンをかけました。

かからない … もう一度。

… いきなり高回転でびっくり! …

※ 安全レバーをひもで固定して効かないようにしてあったのです。
装着してあったのはチップソーでなく、コードだったのが幸いでした。
エンジンを止めた後、安全レバーを固定してあったひもを取り外しました。

再度エンジンをかけても、結果は同じでした。

 

草刈機を買った農機具屋さんに持って行きました。

社長さん曰く

「昨年の混合油をそのまま使ったんではないですか。 … 混合油は時間が経つとガソリンとオイルが分離するんですよね。で、まじりっ気のないガソリンだと、エンジンが焼けてしまう場合があるんですよ。 … まあ、調べてみます … 。」

… … …

肩を落として帰ってきました。

 

〈草刈機は2台所有していますので〉もう一台の草刈機で草を刈ることにしました。

買ったばかりの混合油と入れ替えて … 。

薪棚前、木立側面、レモンの木の周りなど、夕方までずっと草刈りをしました。(右上写真)

頭の中は、
「どうかエンジンが焼けていませんように」
で、いっぱいでした。

何かうれしかったですな

プレハブの周りの草むしりをしました

昨晩降っていた雨も、明け方止みました。

風も思っていたより弱く、ネットで確認すると、微風に変わっていました。

で、急遽野焼きをしました。

〈午前〉9時頃には炎も収まり、時折り火の様子を窺いつつ草むしりを始めました。

午前中に畑周りをむしり終え、夕方少し前にプレハブ周りをむしり終えました。(右上写真)

 

後片付けをしていると、見知らぬ男の人がやって来ました。

「〇〇さん〈集落の人〉のところへ来たんやけど、来るのが早過ぎたみたいや。 … わしゃ、▢▢〈近くの集落〉の△△いうもん〈者〉やけど、ここで待たしてもらえんかのお … 。」

「ああ、ちょうど作業が終わったところですから、どうぞ。」

〇〇さんとこへ行くときに、いつもここ通るんやけど、一度近くで薪棚見てみたかったんや。 … いっぱい積んだる〈積んである〉薪を見ると、昔を思い出して落ち着くんや。〈彼の年齢は70過ぎぐらいか〉 … 〈しばらく薪を見た後〉ほとんど杉やのお。火付きはええけど、長持ちせんでのおー … 。」

「おっしゃる通りです。 … ただ腐らせるのはもったいないので、薪ストーブの燃料として使っています。」

「そんで〈それで〉ええんや … 〈チラッと時計を見ると〉おお、時間や。じゃましたのお。」

と言うと、〇〇さん宅へ向かって行きました。

 

何かうれしかったですな。

散り落ちた山桜の花びらを見て

ジャガイモ畑に散り落ちた山桜の花びら

午前9時頃でした。

道路脇の畑の草むしりをしていると、車が止まりました。

車の中から隣家の主が、

「おはようさん。久しぶりや。 … ここ4~5日、アンタの顔見んかったけど、何かあったんか?」

と。

「ああ、急に外出することになり、ほとんど家にいなかったんです。 … ケガとか病気とかではありません … 。」

「そうか。そりゃよかった。 … いつも〈木立前の〉プレハブの前に止めてある〈アンタの〉車がずっとなかったんで、ワシら心配しとったんや … 。」

「そうでしたか。… 見ての通りぴんぴんしています。」

「ほんで〈これで〉安心したわ。」

と言って去って行きました。

※ 隣家の主をはじめ今回心配してくださった方々には、日頃より木立の手入れや野菜づくりに多大なご助言やご指導をいただいています。
ちょっと姿を見せなくなっただけで気にかけていただき、ホントに有り難いことです。

10時半頃に雨が降り出しましたので、草むしりを止めました。

 

夕方、親戚の亡き主の長男が昨日の〈代わりに役所に入ったことの〉お礼を言いに来ました。

プレハブ前で彼を見送ると、ジャガイモ畑一面が散り落ちた山桜の花びらで白くなっていました。(右上写真)

それを見ていると、

「親戚の主とは、もう、二度といっしょに桜を見ることができないんだな。」

と、つくづく思いました。

ようやく日常の生活に

10日ぶりに除草

親戚の主が亡くなってから1週間が過ぎました。

が、〈主の〉長男は、主〈彼の父〉が亡くなったことに係る諸々の手続きに追われているもよう。

手続きに必要な書類を役所へもらいに行きたくても時間の都合がつかず、代わりに私に行くよう頼んできました。

で、亡き主の奥さん〈彼の母〉といっしょに役所に書類をもらいに行くことになりました。
〈もらうといってもすべて有料〉

 

午前9時過ぎに亡き主の家に行くと、長男が記したメモが置いてありました。
〈メモに記してある内容の詳細については、事前に長男から説明を受けていました。〉

それを持って役所の窓口に行きました。

亡き主の原戸籍、除籍謄本、家族すべての戸籍謄本、そして、奥さんの印鑑証明書。

印鑑証明書以外は、はじめてのものばかりです。

が、窓口の係の方は慣れたもので、短時間でそれらを出してくれました。

 

役所を出て、野菜の苗を買って戻ると正午近く。

亡き主の家で昼食をごちそうになり、木立に戻ると、午後1時を回っていました。

 

少し休んで、木立に散らばっている杉葉を掻き集めました。

後日焼却する分を集め終わると、草むしりに取りかかりました。

草が伸びた、伸びた、と言いながら、ここしばらくはまったく除草をしていませんでした。
〈できなかったんですな〉

10日ぶりの除草でした。(右上写真)

ようやく日常の生活に戻れそうです。