集落の追善供養がありました。
【追善供養】
生きている人が故人の冥福を祈って行う供養。
集落では毎年その年に亡くなられた方を供養しています。
ちなみに今回は、お二人の故人の供養が行われました。
お坊さんのお話が印象に残りましたので、紹介します。
… コロナが流行り出して2年余り。
世の中がギスギスしているようですな。
それは、人と人とが交わって共感できるような場や機会が少なくなってしまったからですわ。
” 人間 ” って、 ” 人の間 ” って書きますわな。
つまり人と人の間に入り、心を通わせてはじめて ” 人間 ” なんですわ。
そりゃ、テレビ会議とかメールとか言うとるけど、目と目が合ってませんわな。
テレビ会議は、目が合うとるようやけど、しっかりと合うとらんのですわ。
やっぱり一番いいのは、直に向き合って相手を見ながらコミュニケーションをとることですわ。
コミュニケーションの基本は、『言う』『しゃべる』『話す』『語る』『述べる』『説く』 … などでしょうな。
各々意味は少し違いますな。
私たちは、それらを時と場合に応じて使い分け、共感しながら生きているんですわ。
早くコロナが収まってくれると、そうできるんですがな。 …
供養も無事終わって木立に戻ると、もう3時を過ぎていました。