今年穫れたサツマイモを試食する

サツマイモを茹でる

朝から降ったり止んだり。

時折強い北風が吹き、気温も上がらず〈最高気温15℃といったところか〉、初冬を思わせる天気。

こんな日は薪ストーブを焚きながら室内でおとなしくしているのが一番。

 

先日来プレハブ内に並べてあるサツマイモを片付けることにしました。

※ 2週間ほど前にサツマイモの収穫をしました。
〈10.14付ブログ記事『何はともあれ自然の恵みに感謝』参照〉
収穫したサツマイモは、それ以来プレハブ内に並べてありました。

大きいものから順に野菜かご〈内法30㎝×50㎝×30㎝〉に入れると、ちょうど山盛りになるほどの量でした。

大きい順に入れたので、山盛りになった頂上の部分は小さくて細いイモばかりになりました。

 

今年穫れたサツマイモを試食することに。

※ サツマイモもジャガイモ同様、小さいものや疵付いたものは私の昼食となっています。
なお、サツマイモは寒いと腐りますのでプレハブに置いたままにし、必要に応じて自宅に持ち帰っています。
プレハブでは冬期間毎日のように半日近く薪ストーブを焚き、夜間もその余熱でけっこう暖かいので腐らないようです。
薪ストーブならではですな。

 

イモに付いていた泥を洗い落とし、鍋に入れてストーブに載せました。(右上写真)

茹で上がった頃に試しに1個箸につまみ、フゥフゥ息を吹きかけながら食べました。

感謝、感謝。

タダでももらい手が無い

今年最後の草刈りが終了

かつての畑の草刈りをしました。(右写真)

※ かつての畑について
30年近く前まで、ジャガイモやサツマイモなどをつくっていました。
自宅から500mほどの距離にあり、広さは20坪〈8m四方〉ぐらいです。
菜園、木立を所有するようになってからは放置状態です。
ただ、真横〈右上写真のブロック塀の後ろ〉に人家があるので、衛生、景観の維持のために年間4~5回草刈りをしています。
で、今日、今年最後の草刈りを終えました。

 

先日、その畑を今後どうしていくか、父と相談しました。


「むかし畑しとったあそこの地面やけど、ただ草刈りしとるだけや。 … それも年に4~5回も。 … 手放してもええんと違うか?」


「 … そうやのおー。 … 今じゃ全然使うとらんし、おまけに家から歩いても遠いし、広さも中途半端で水も無いし … 〇〇〈右上写真のブロック塀の後ろの家の主〉がもろうてくれれば、向こうにとってもええかもしれんけど。 … 登記変更してくれるかのお。」 

 

父の言う通り、問題は登記変更してくれるかしてくれないかにあります。

猫の額ほどのわずかな地面 … 買うにしても二束三文。

登記変更にかかる費用はずっと高いでしょうな。
〈実際いくらかかるのかは調べていません〉

今や、不便なところは、ほとんどの場合、タダでももらい手が無いのが現状です。

できるだけ除草剤を使わないようにしたい

午前中の作業を終えて

… 睡眠不足 …

午前中までは何とか体が持ち、作業ができました。(右写真)

プレハブに戻り、昼食を食べると眠ってしまいました。

目が覚めたのは〈午後〉2時前。

何にもする気になれず、今日はもう作業をしないことに … 。

 

何で睡眠不足かって?

昨晩、集落の田んぼの畔草刈りを〈半ばボランティアで〉している人たちの反省会があったのです。
私もその中の一人〉

※ 集落の田んぼの畔草刈りについては、5.24付ブログ記事『いよいよ三角田んぼの畔の草刈り』をご覧ください。

昨年は一泊の反省会でしたが、今年は日帰りでした。

〈午後〉5時半に出発し、帰ってきたのは9時半。

正味3時間ほどの会で、下戸の私はその間ほとんど食べてばかりでした。
〈飲める人はあまり食べませんので、その分私にくれるんですわ。〉

… 完全に食べ過ぎ! …

帰宅して入浴し、本を片手に寝入ったのは〈午後〉12時頃か … 。

食べるだけでなくお茶もけっこう飲んだので、夜中に2回もトイレに行く始末。

5時前に目が覚めてしまい、朝食も食べる気になれず、とにかく自宅を出た

… というわけ。

 

あっ、一番大事なことを言い忘れていました。

反省会で共通理解したこと。

… 体力が続く限り自分たちの手で草刈りをし、集落の景観を維持していこうではないか。 …

できるだけ除草剤を使わないようにしていきたいですな。

【文章読本】 を読む

【文章読本】丸谷才一著:中央公論社

【文章読本】丸谷才一著:中央公論社(右写真)を読み、印象に残った箇所を紹介します。

 

… 作文の極意はただ名文に接し名文に親しむこと、それに盡きる。事実、古来の名文家はみなそうすることによって文章に秀でたので、この場合、例外はまったくなかつたとわたしは信じてゐる。 … P20

… 文章が人間の文化的活動の一つである以上、文化が基本的に持ってゐる遊戯性とすつぱり縁を切ることは不可能なのだ、 … … ただ肝心なのは、 … … 意味の伝達と、論理性が決定的にものをいふといふ不思議な、そして自明この上ない事情である。 … P110

… 誠実という言葉をもし使ふとすれば、それが知性や論理と結びついた姿こそ肝要だろう。当面の狭い論点のなかではどんなに大まじめで立派で純情でも、視野をちょっと広げたり、視角をほんのすこし改めたりすると、たちまち話がをかしくなるやうでは、まして理屈の進め方に無理があつては、読者がそのことに気づいたとたん、筆者は信用を失ってしまふ。 … P225

… 日本語では字面が大事、視覚的な要素が大事である。 … … 最も極端な場合には谷崎〈潤一郎〉のかういふ小説のやうに、凝りに凝ったかたちで目に訴えるのが日本語の文章だといふことを、まづ認識してかかる必要がある。 … P258

… 記すに値することがあってはじめて筆をとれ。書くべきこと、語るべきことがあるとき、言葉は力強く流れるだろう。これこそは人間の精神と文章との極めて自然な関係にほかならない。 … P308

 

奥付に私の字で、 S.52 11/24 と鉛筆書きしてありました。

その日に学生協で買ったのでしょう。

著者〈丸谷氏〉の挙げる例文に文語文が多く、辟易しながら読んだことを覚えています。

今回懐かしく再読しました。

ここ5年ほど毎日のように600字近くのブログ記事を書いているせいでしょうか、45年前と比べ、著者の言わんとしていることが明確に伝わってきました。
〈当時は、ただ … 文章が上手くなりたいな … と、漠然とした気持ちで読んでいたんでしょうな。〉

当ブログ記事で丸谷氏の著書を紹介したのは3度目。
〈1度目は2021  9.3付『【日本語のために】丸谷才一著を読む』 で〉
〈2度目は2022  10.11付 『【ゴシップ的日本語論】を読む』 で〉

よりよい作文が書けることを願う次第です。

そのうちに露地栽培ができなくなるかも

イチゴ苗を植えていると …

イチゴ苗を植えていると(右写真)、知人が訪ねて来ました。

「ごくろうさん。イチゴ植えとるんか。 … 実は、夏にアンタからもろうたイチゴの苗を枯らしてしもうたんや。 … で、もう一度もらえんかのおー … 。」

「〈植えかけの苗を見ながら〉ご覧の通り、自分の分はすでに確保してますんで。 … 道路脇の〈イチゴ〉畑から、必要な分だけ掘って持って行ってください。 … ところで〇〇さん〈知人のこと〉、アリ対策はどうなさっていますか。」

「ワシんとこはアリ対策以前に問題があるんや。赤くなる前にタヌキか何かに持って行かれるんや。ネットを張ってあっても。 … まあ、とにかく今年も植えてみるわ … 。」

 

それを聞いたとき、先日、親戚から聞いた話を思い出しました。

親戚の知人で、山手に住んでいる人の話でした。

「▢▢〈山手に住んでいる人のこと〉んとこは、サツマイモづくり止めたらしいわ。 … 何でかいうと、イノシシがやって来て、地面ほじくって全部食べてしもうらしいわ … 。」

 

今日来た知人の話、親戚の話していたことを思うと、

いつも私が愚痴っている

… イチゴが熟れた頃にアリが食べるんでホントに困るわ。 …
… サツマイモ、葉っぱばかりでかて実が少ないんや。 …

は、贅沢な悩みになりますな。

そのうちに露地栽培ができなくなる時代が来るかも … 。