昼食を食べ終わった頃でした。
父がプレハブにやって来ました。
手に数十本のタマネギの苗を持って。
「今、タマネギの苗を植え終わったとこ〈ろ〉や。 … で、こんだけ〈これだけ〉余ったんや。 … 捨てるのもったいないし、おまえんとこで何とかできんかのおー … 。」
※ 父の話によると、タマネギの苗は50本が一束になって売っているとのこと。
1,300本の苗を植えるので26束買ったけど、一束につき2~3本余分に苗が入っていたらしい。
不良苗は無いに等しく、すべて植え終わった後に余分に入っていた苗のほとんどが余ってしまったのだ。
それらを植えるために新たな畝をつくる体力もなく、といって捨てるにも忍びないので私のところへ持って来たというわけ。
苗の数をかぞえてみると56本でした。
… … …
横4本、縦16本にして20㎝間隔で植えるとすると、幅90㎝、長さ3m余りの畝で済みそうです。
イチゴ畑だったところが空いていましたので、そこをタマネギ畑にすることにしました。
灰をたっぷり撒き、鍬だけ〈耕運機無し〉で畝をつくりました。
〈元肥を施す余裕がありませんでしたので、後で追肥を十分にします。〉
その後、5㎝ほどの深さに苗を植えていき、最後に水やりをして木立前のタマネギ畑と相成りました。(右上写真)
※ 木立前でのタマネギ栽培は初めてです。