無駄な作業はできるだけ避けたい

行く手に立ちはだかる杉の切株

朝方に雨も上がったので、土運びの続きをすることに。

※ 土運びについては、前回のブログ記事をご覧ください。

 

木立の出っ張りの土を削っていくと、行く手に杉の切株が立ちはだかりました。(右上写真)

退職した年の秋に伐採した杉の切株です。

伐採してからまだ5年しか経っていなく、しかも根元の径が50㎝を超えるほどありますので、三脚とチェーンブロック〈2t〉で抜くには無理です。
〈少なくとも10年経たないと〉

切株から張り出している根っこをすべて切るという方法も考えられますが、現段階でそれをするとチェンソーの刃がいっぺんに切れなくなってしまいます。

※ 根っこにこびりついた土はそう簡単には落ちません。
高圧洗浄機を使っても相当の土が残ります。
以前モチの木の切株の根っこを切ったときに手動の鋸を使ったのですが、切り終わった後、刃が全く使いものにならなくなってしまいました。
〈2020 12.2付ブログ記事『モチの木の抜根はあっけない幕切れ参照〉

 

で、無理をして抜根するのは止め、切株の周りの土だけ取り除いて根っこを来年の春まで剝き出し状態にしておくことにしました。

これから季節は冬に入り、雨や雪が根っこにこびり付いた土を洗い流してくれるでしょう。

その時点で切株の様子を見て、処置を考えます。

無駄な作業はできるだけ避けたいですな。

千里の道も一歩から

木立の出っ張りの土を削り、窪地に運びました。

予報では朝から雨のはずだったが … 。

〈午前〉8時を過ぎても雨の降る気配がないので、木立の出っ張りの土を削って窪地に運ぶことに。

※ 窪地については、11.19付ブログ記事『ボチボチやりますわ』をご覧ください。

 

木立の出っ張りは物置から20mほどのところにあります。

で、物置に置いてある鍬〈三つ鍬〉とスコップを一輪車に積んでいくだけで、すぐに作業ができます。

鍬で出っ張りの土を削り落とし、それをスコップで一輪車に積んで窪地に運ぶだけですから。
〈出っ張りの土は粘土質でやわらかく、鍬で容易に崩せます。〉

途中で雨が降れば、一輪車に2つの道具を積んで20mの距離を戻ってくるだけで済みます。

 

というように、土運びは、準備にも後片付けにもほとんど時間がかかりませんので、細切れの時間や今日のようにいつ雨が降っても作業を即中断できるようなときにしています。

先日のブログ記事〈11.19付〉でもお伝えしましたように、窪地をすべて埋めて平らにするには少なくとも5年はかかりそうです。

お金をかけずに自分一人でやるには、今のやり方がベストかなと思っています。

 

ちなみに今日は2時間余り作業ができ〈雨が降り始めたのは10時過ぎでした〉、一輪車20杯分の土を運ぶことができました。(右上写真)

… 千里の道も一歩から … ですな。

『根切り』で竹の切株を取り除く

『根切り』を竹の切株の真上から振り下ろしたところ

先日、杉やねむの木などの切株の抜根をしました。

一区切りつきましたので、今度は竹の切株の抜根をすることにしました。

 

数から言うと、木の切株より竹の切株の方がずっとたくさんあります。

数えたことはありませんが、1,000近くあるでしょうか。

大半は地面から3~5㎝の高さのものですが、作業をするときに大きな障害となっています。

例えば、
・草刈りのときに草刈機の刃が当たって跳ね返る
〈草が生い茂っていると切株がまったく見えないのです〉
・つまづく
・一輪車の進行を妨げる
… 等です。

 

で、『根切り』〈道具の一種〉を切株の真上から振り下ろして取り除いていきました。(右上写真)

今日取り除いた切株は、いずれも伐採してから5年以上経ってけっこう腐食していましたので、割と容易に取り除くことができました。

細いものは、『根切り』を1回振り下ろしただけで、切株の地上部分が崩れてしまいました。

太いものの中には、10回ほど振り下ろさないと取り除けないものもありました。

※ 竹の場合は地下茎があるので地上部分を取り除くということになり、前述した ” 抜根 ” という言葉は当てはまらないかもしれませんな。

 

今日は30株ほど取り除いたかな?

焼け石に水という感じだけど、作業頻度の高い箇所から順に取り除いていこうと思っています。

残り少ない秋を満喫したいがために除草を

除草後、薪棚前がすっきりしました

朝、霧の中、野外焼却〈野焼き〉をしました。

※ 霧がかかった朝は野外焼却をするには最適です。
湿度が高くて風がなく、雨が降らないからです。
霧が晴れると好天になりますので、灰が濡れる心配もありません。

若かりし頃、冬の休日の朝に霧がかかっていようものなら、迷うことなく竿を持って海に走ったものでした。

 

日が昇り、霧が晴れ始めた頃に野外焼却を終えました。

プレハブで朝食を済ませ、再び外に出ると、案の定よい天気でした。

晩秋の太陽の下、清々しい気分で木立をひと回りしました。

 

今年の11月は天気がよく、外で作業をする日が例年になく多いように思っています。

しかも蚊もいないので、とても快適です。
10月下旬頃から10℃を下回るような寒い朝が多かったせいでしょうな〉

また、朝と日中の大きな気温差は紅葉や黄葉を鮮やかにし、目をも大いに楽しませてくれています。

 

… ただ、気になることが一つ。

10月に刈った草が伸びているのが目に付くのです。

伸びているといっても10㎝ほどですが、あまりにも素晴らしい秋にそぐわないようで、なぜかしら落ち着かないのです。

で、本日除草しました。

11月下旬に草刈りをするなんて初めてです。
〈早い年は草刈機をもう仕舞っていますわ〉

すっきりしたところで(右上写真)、残り少ない秋を満喫したいと思っています。

たまに外に出て違う空気を吸うのもいい

講演を聴き終え、今木立に戻って来ました。 2022 11.20 4:25PM

講演を聴き終え、今木立に戻って来ました。(右写真)

※ 1週間ほど前に住職さんから講演会参加への依頼があり、今日その講演会に行ってきました。

 

講演会のテーマは、『信長との戦いの後、真宗はどうなったか?』。

※ 私が日頃お世話になっているのは、浄土真宗〈真宗〉のお寺です。
で、今日の講演はその門徒を対象としたもので、テーマも『真宗』に関するものでした。

・16世紀末期の織田信長による真宗の本拠ともいえる石山本願寺への攻撃。
・10年余り経っても決着がつかず、勅旨による和解となる。
・が、その和解を機に今度は門主の後継ぎ問題が起こる。
・後継ぎ問題に豊臣秀吉、徳川家康も関わることとなり、結局〈現在私たちが言っている〉 ” お東 ” ” お西 ” に分かれたという。
・両者は、江戸の中頃までは仲が悪かったというが、以後好転し、今に至ったらしい。

 

私の住んでいるところでは真宗門徒が多く、次のような会話がよくなされます。

「あんたんとこのお寺は何や?」

「真宗や。」

「お東か、お西か?」

「お〇や。」

〇が東であろうが西であろうが、お互いほとんど気になりません。

 

今回の講演会で、 ” お東 ” ” お西 ” の意味を知るところとなりました。

たまに外に出て違う空気を吸うのもいいですな。