昨秋、杉の伐採が決まった時点で、甘柿3本、渋柿2本、イチジク2本の植え替えをしました。
※ それらは、伐採が決まった杉の間に植えてありました。
そのままにしておくと伐採作業の妨げになり、また、伐採された杉の下敷きになってしまいます。
いずれも、植えてから5年ほど経っていたので、植え替えるには遅過ぎるように思われたのですが、だめ元で植え替えました。
で、そのとき、集落の果樹に詳しい方からアドバイスをいただきました。
「植えてからだいぶ年数が経っとるけど、〈杉の〉木陰にあったせいで小〈ち〉っこいし、植え替えても大丈夫かもしれんわ。 … 来年の春に葉っぱが出んでも抜かんと置いとけや。 … 遅れて出てくることもけっこうあるしな … 。」
と。
植え替えたとき、折しも10日ほど好天が続き、毎日欠かさず水をやったのを覚えています。
こぼれるほどの水の入った2つ〈10ℓと6ℓ〉のじょうろを両手に持ち、50mほど離れたところまで行って水やりをするのはたいへんでした。
そして、今年の春。
渋柿1本を除き、見事に新しい葉っぱを出してくれました。
残るは1本。
「もう1年待ってみるか … 。」
と思っていたら、6月に入って黄緑の粒のような葉っぱを出し、今や完全に柿の葉っぱとわかるまでになりました。(右上写真)
その生命力には驚くばかりです。