日頃お世話になっているお寺からの依頼で、浄土真宗についてのお話を聞きにいってきました。
蓮如上人の功績について大学の先生が話されたのですが、とてもわかりやすくておもしろい内容でした。
「東山に細々と存続していた本願寺であったが、蓮如が宗主となると40年余りの間で日本最大級の教団にまでなった … いわゆる中興の祖 … … 。」
という具合に講演会がスタートしました。
… が、20分ほどすると、瞼が … 。
適度に冷房が効いていて、プロジェクターによる説明の関係で照明も薄暗く、しかも昼食後とあれば、どうしてもそうなりますわな。
〈向学心が萎えてきたじいさんの言い訳かな〉
で、「せっかくのすばらしいお話を聞かなければ」と目を覚ますべく努力をしたけれど、睡魔の壁は厚かったですな。
お話をなされた先生と蓮如を知る機会を与えてくれたお寺にホントに申し訳ない。
講演会場を出たのは、4時少し前。
銀行でお金をおろしたり、いくつかの店で買い物をしたりして木立に戻ると、すでに日は西に大きく傾き、木々の間に鮮やかに輝いていました。(右上写真)
連日の暑さでバテ気味だった体と心が、一瞬シャンとしたように感じました。
ひょっとして蓮如上人が、「頑張れ」とおっしゃってくださったのかな。