木立をひと回りし、井戸水を汲み上げ終わると、もう9時近く。
ちょうど熱中症警戒アラートの放送が流れ出した。
木立前にただ立っているだけで汗が噴き出す有様。
暑さで頭が朦朧としているのか、木立の景色が静止画のように見える。(右写真)
近辺の田畑にはまったく人影はなく、セミの声をバックに時折車のエンジン音が聞こえるだけ。
午前の作業は打ち切り、昨夕穫ったミニトマト、ミョウガ、インゲン豆を親戚に持って行くことに。
車の温度計が35℃を表示。
まだ朝の9時なのに?
一瞬目を疑いましたが、親戚に着くまでその数字は変わりませんでした。
〈ただ立っていても汗が噴き出すのは無理ありませんな〉
〈作業を打ち切ったのは正解でした〉
着くと、親戚〈91歳〉は家の中で休んでいて、夏負けしている様子もなく安心しました。
「木立の手入れは進んどるか。 … ワシぐらいの歳になると手入れしよう思うても体が動かんのや。 … オマエの年齢ならまだ10年ほどは大丈夫や。それまでにあまり手間のかからんような木立に仕上げておくことやな … 。」
同感。
小1時間世間話をして帰って来ました。
あまり手間のかからんような木立とは?
伐採するものは伐採し、新たに植えるものは早く植えて木陰ができるようにし、最低限の除草作業で維持できるような木立にすることですな。