朝、傘をさしながら木立を歩いていると、町会長さんがやって来ました。
「あんた今日忙しいか。 … 実は、急な頼みがあるんや。 … イノシシの電気柵の電線を外すのを手伝ってくれんかのお … 。」
作業開始まで30分ほどしかありませんでしたが、すぐに着替えて集合場所へ行きました。
集合場所に着くと、10名余りの見知らぬ人たちが … 。
で、町会長さんにそのわけを尋ねると、ボランティアの方々とのこと。
今日の電線外し作業は、それらボランティアのみなさんが中心になってするそうな … 。
〈経験者の私は、名目上の指導係〉
※ 県の環境保全に関する事業の手伝いをするボランティアのみなさんだそうです。
今日私と同じグループで作業をなされた3人は、みな県庁所在地に在住の方々でした。
定年退職をしたと思しき一組の夫婦とこれまた定年退職をしたと思われる女性でした。
〈いずれも年恰好は私と同じくらいか〉
手弁当で来ていました。
作業はどの方もとてもていねいでした。
また、作業中の表情、しぐさ、会話などからも、ほんとうにやりたくて活動しているんだなあということがひしひしと伝わってきました。
” ボランティア ” そのものでした。
木立に戻ると、なぜかしら落ち葉の中を歩きたくなりました。(右上写真)
… ボランティアのみなさんとのすてきな時間の余韻に浸りながら …