40m余りに渡り、土留めのための丸太の設置が完了しました。(右写真)
土留め作業に着手したのは、10月9日。
丸太を設置する箇所の測量、丸太〈杉〉の皮剝ぎ、丸太の運搬、土を掘り起こして丸太の設置 … 等を経てようやく完了に漕ぎつけました。
正確な全長は42,2mで、使った丸太は、1,8m長のものが23本と0,8m長のものが1本で計24本です。
これで、法面〈のりめん〉の土が崩れ落ちる心配がなくなりました。
他にも、土留めをしておくとよいことがあり、2つ紹介します。
1つ目は、長い一直線の土留めがあると、景観に締まりがでるということです。
はじめはU字溝を逆さにして並べようと考えていたのですが、お金がかかるので、ただで済む伐採杉を使いました。
結果的には丸太が自然に溶け込むことにより、景観に優しさを添えているようです。
2つ目は、土留めが法面と平面の境界になっているので、除草作業がしやすくなるということです。
法面は法面だけで、平面は平面だけで草刈りを進めていくと、きれいに刈れ、しかも作業が捗るのです。
木立を手入れするには欠かすことのできない草刈り作業 … 今後体力が衰えようとも、できる範囲内でずっとしていかなければならないでしょう。
そのときに、今回設置した土留めが大いに役立ってくれることを願っています。