2年前、ユーチューブで真野あずさ主演の【ゼロの焦点】を見ました。
※ 2021 8.26付ブログ記事『【ゼロの焦点】を視聴する』を参照。
学生時代に読んだ小説が懐かしく思い出され、視聴後に小説〈新潮文庫〉を買って再読しました。
先日〈11.24〉NHKBSプレミアムで、広末涼子主演映画【ゼロの焦点】(右上写真)が放映されたとき、それを録画しました。
今日それを再生して見ました。
… … …
脚色が強過ぎるようで、違和感を抱きました。
折よく真野主演のものが、ユーチューブで見られるようになっていましたので、再度視聴しました。
松本清張の原作に近いのはやはり真野主演の方で、話の筋もとらえやすかったです。
※ 真野あずさと広末涼子を比べているわけではありません。
お2人とも、個性あるすばらしい女優さんです。
ただ、原作をまったく知らない人が両者を視聴されたときのことを考えると、私と違う感想を持たれるかもしれません。
広末主演のものは映画としてつくられていますので、真野主演のもの〈ドラマ仕立て〉と比べ、視聴者に強いインパクトを与えるように思われます。
また、制作時期にも20年近くの開きがありますので、新しい広末主演のものの方が、とくに若い人たちに受けるような気がします。
初冬の荒れた日、2つの【ゼロの焦点】を視聴して思ったことでした。